Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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木曜から金曜にかけてアムステルダムに出張。

夜、オランダ人の数名に連れられて、アムステルダム郊外の湖沿いのレストランで食事。食事をしながら、鎖国時代の日本はオランダとだけは関係があったので、当時色んなものがオランダから紹介され、オランダ語を起源として日本語になった単語がいくつもあるのだという話になった。彼らオランダ人によれば「リュックサック」はオランダ語が元なのだそうだ。私はそれはドイツ語ではないかと言ったのだが、彼らはオランダ語だと言い張るのである。ドイツ語ではRücksackと書いてリュックザックと濁音で発音するので、確かにサックという発音そのものはオランダ語のほうが日本語に近いように聞こえる。

他にも、このホームページによれば、ビール(bier)、コップ(kop)、ゴム(gom)など、日常生活にすっかり浸透しているものや、ガラス(glas)やインキ(inkt)、ランドセル(ransel)のように、発音が日本語化したものも多いそうだ。

なお、浅学の私は杉田玄白の「解体新書」の元となった「ターヘル・アナトミア」はオランダ人が書いたものだと思い込んでいたのだが、これはドイツ人の書いた解剖書がオリジナルで、それのオランダ語訳が「ターヘル・アナトミア」だということらしい。
     
今日はオランダに。午後ロッテルダムでミーティングの後、アムステルダムでミーティングを兼ねたディナー。アムステルダムの中心にあるイタリアンレストランに、オランダ人を中心に、フランス人、ドイツ人プラス日本人(私)がテーブルを囲んだ。店員はほぼ全員イタリア人で、オランダ語さえ通じない店員も。イタリア語、オランダ語、英語、ドイツ語、フランス語が飛び交う席となった。

以前紹介したように、オランダはインドネシア料理が有名だが、今晩のイタリアンはかなり本格的で美味。カルパッチョ、スパゲッティ・アグリ・オリオにトスカーナワイン、どれもすばらしかった。忘れないように店の名前をメモって置こう。Ristorante d’Antica  (http://www.dantica.nl/)。お奨めします。

初対面の人が半分以上を占めたこのディナー。話題は仕事がらみの情報交換から、それぞれの国の問題や個人的なことまで多岐にわたり、ドイツと日本の税金システムや教育システムの違いとか、日本人にとってのアメリカとヨーロッパに住むことの違いとか、日本人駐在員の給与体系にいたるまで、いろいろと訊かれることになる。
     
今日は一年ぶりにルクセンブルグに。そのまま現地支社のクリスマスパーティに出席。ディナーの後、その場で即席バンドの生演奏を披露することに(私はベースを担当)。即席だったが、みんな楽しんでくれたようでうまくいった。

ルクセンブルグという土地柄、ルクセンブルグ人以外にフランス人、ベルギー人、ドイツ人などがごたまぜに集まっており、話題はそれぞれの国の微妙な関係が出るようなものに。どんな話かというとたとえば;

     
この週末は妻の誕生日だったので、記念にオランダのアムステルダムに一泊旅行に出かけた。私は仕事で何度となく訪れている場所だが、妻や子供たちは初めて。私たちの住んでいるところからは車で2時間半の距離なので、ホテルだけネットで予約して軽くお出かけといった感じである。

まずは娘のたっての願いで、フィンセント・ファン・ゴッホ美術館と、アンネ・フランクが戦時中隠れ住んだという家(今は博物館になっている)を訪問。本当はお隣の国立美術館で行われているレンブラント生誕400年記念展覧会も見たかったのだが、子供づれという制約もあって今回は断念。

フィンセント・ファン・ゴッホ美術館


ゴッホといえば、
     
今日はベルギーにあるアウトレットモールに買い物に。ドイツからオランダを抜けてベルギーに入ったすぐのところ。車で一時間半ほどだ。妻と秋冬物をいくつか物色。

さすがに多言語エリアなので、オランダ語、ドイツ語、英語、フランス語どれでも通じますとの表示がされている店もある。ベルギーなのでワッフルやチョコレートもおいしい。子供をつれてプレイエリアに行くが、子供たちの言語も様々。途中、娘が遊んでいるところに別の女の子がやってきて、ブロックを取ろうとした。娘はとっさに”Nein!”とドイツ語で不満を表明するが、通じない。後でその子が親と話しているのを聞いているとフランス語だ。館内のアナウンスなどはオランダ語。「他のみんなが何語を話しているか分からない。」と娘がぽそっとつぶやく。つい先ごろまではイギリスにいて、周り全員が英語を話していた環境から一転。特に子供同士のコミュニケーションには戸惑うようだ。当たり前だが、ドイツやベルギーで7-8歳で英語をまともに話せる子供はめったにいない。大人同士は英語でなんとかコミュニケーションができても、子供はそうはいかないのがつらいところ。公園などで知らない子と仲良くなって遊ぶなんていうことがなくなるのはちょっとかわいそうな気もする。
     
街の北端に位置するアムステルダム中央駅からダムラック大通りを南に下るとダム広場にぶつかるが、そこを東に入ったところから街の雰囲気が一変する。どぎついネオンのポルノショップやアダルトビデオショップが建ち並び、あきれるほど開けっぴろげにビデオやら道具などが展示されている。そこからさらに一筋東に入った運河の周辺が飾り窓地区。英語ではRed Light District。その名の通り、ショーウィンドウに赤いライトをつけて、中にはセクシーな下着姿の女性が立って通行人に微笑みかける、世界的に有名な売春エリアである。女性の人種も国籍も様々。オランダでは売春は合法なので、公然とこういうエリアが存在する。男性は気に入った女性を見つけると扉を開けて中に入る。そうするとショーウィンドウのカーテンが閉じられるのだ。周囲は物珍しさで冷やかしに来ている観光客だらけなので、入るときも出るときも異常に人目につく。デリカシーとか、秘めやかさといった言葉はこの国にはまったく似合わない。

驚くのはその飾り窓地区の中心部に、アムステルダムでももっとも古いカトリック教会があることだ。13世紀に建てられたというDe Oude Kerk (The Old Church)である。

売春地区と由緒ある教会のミスマッチ。日本にも古い歓楽街の中には必ず神社があって地元の商売人の信仰を集めたと聞くが、それに似たような感覚だろうか。古い石造りの教会は夜は特にその漆黒の威容を誇り、その一角だけ深い闇のようだ。昔も今も変わらず周囲の狂態を見守っている。
     
アムステルダム二日目。天気は快晴。ここ数年、毎年のようにこの時期ここに来ているが、9月のオランダは東京や大阪の10月半ばくらいの感じで温度は快適で天気も良い。仕事なので観光する時間はまったくないのが残念。唯一の楽しみが夕食である。

以前書いたと思うが、オランダではインドネシア料理が有名。オランダがインドネシアの宗主国だった関係で移民が多く、インドネシア料理レストランの多さは世界の中でも突出している。というわけで今晩はインドネシア料理を食べることにした。

レストランは"Tempo Doeloe"(たぶんテンポ・ドゥールーと発音)。これはアムステルダムは二十数回訪問しているという初対面のイギリス人から薦められた店。町の中心部ダム広場から南に歩いて15分くらい、レンブラント広場の少し南にある。

店は小さいためか予約客しか受け付けない。夜8時ごろ電話したら、8時半から1テーブルだけ何とか確保できた。行ってみると、場所はさほど便利ではない割には目いっぱい客が入っており、店の評判の良さを伺わせる。店員はフレンドリーだし、各種の料理も実に美味。これまでアムステルダムでのインドネシア料理ははずれがないので、かなりよい確率でヒットしている。(オランダ料理ははずれることが多い。)ちょうどイギリスにおけるインド料理のようだ。

Indonesian Cuisine


インドネシア料理は小さなポーションがたくさん出てくるスタイル。
あまりよい写真ではないが、雰囲気はある程度つかめるのではと思う。
     
今日から来週半ばまでアムステルダムに滞在。一月ほど前に、車でオランダを通過したが、この街は確か一年ぶり。今回はドイツからなので車で二時間半ほど。220kmほどの道程だ。

アムステルダムはとてもユニークな街だが、ここはとにかくドライバー泣かせ。まず自転車の数は欧州随一。車列を縫うようにしてな自転車が走り回る。運河が縦横に走り、道は環状と放射状が交差しており、簡単に道に迷う。一方通行や歩行者も多く、路面電車(トラム)がそれに輪をかける。ヨーロッパの中では運転しにくい街のトップに位置する。

それでも、アムステルダムのごちゃごちゃと猥雑な感じは好きなのだが、私の同僚は至るところにあるコーヒーショップから漂うマリファナの匂いにどうしてもなじめないそうで、それが彼のこの街に対する印象を悪くしているそうだ。
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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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