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今日は朝5時半に家を出てロンドンに向かった。ロンドンは曇り。例年ならこの時期は朝晩はコートがほしい季節だが、最近は暖かくコート要らずだ。午前中、ヒルトンホテルの一室で40分ほどのTVインタビューを受けた。録画なので撮りなおしが効くとはいえ、英語でのTVインタビューはなかなか緊張する。午後は同僚やクライアントに会って、もう一つ今度は雑誌のインタビューを受けて夕方ヒースローに戻った。
途中、妻に頼まれて、ヒースローエキスプレスに乗る前にパディントン駅構内にあるスーパーでドイツでは手に入らない嗜好品を購入。PG Tipsのピラミッド型ティーバッグの紅茶と、Walkersのポテトチップス(Crisps)6個の詰め合わせ、ショートブレッドといった類だ。どれもイギリスではどこにでもあるものだが、一歩イギリスを出るとなかなか手に入らない。
空港に着き、そのままセキュリティゲートに向かったが、入り口で呼び止められた。手荷物が多すぎるというのだ。持っているのはPCの入ったカバンと、スナックが詰まったスーパーの袋である。8月のテロ未遂事件以来、チェックが厳しくなって手荷物は一つだけしか許されないのだ。実際には以前からそういうルールだったのだが、以前はさほど厳しくなく、二つほど持っていても黙認されていたので甘く見ていたが、今は厳格に適用されているようだ。というわけで、結局カバンを近くの売店でもう一つ買ってそこにスナックなどを詰め込んで改めて荷物だけチェックインする羽目に。お金の無駄遣いだし、ゲート前のお店はたなぼた商売である(他にも同様の理由でそこでカバンを購入している人がいた)。ちょっと悔しいがやむをえない。
というわけでロンドンに行かれる方は、液体系の薬品、化粧品、飲料は機内持ち込みができないということ以外に、手荷物の大きさと数量制限が厳しいということにご注意を。ロンドン以外のヨーロッパの空港はあまり厳しくないので、それで油断していると、ひっかかります。
途中、妻に頼まれて、ヒースローエキスプレスに乗る前にパディントン駅構内にあるスーパーでドイツでは手に入らない嗜好品を購入。PG Tipsのピラミッド型ティーバッグの紅茶と、Walkersのポテトチップス(Crisps)6個の詰め合わせ、ショートブレッドといった類だ。どれもイギリスではどこにでもあるものだが、一歩イギリスを出るとなかなか手に入らない。
空港に着き、そのままセキュリティゲートに向かったが、入り口で呼び止められた。手荷物が多すぎるというのだ。持っているのはPCの入ったカバンと、スナックが詰まったスーパーの袋である。8月のテロ未遂事件以来、チェックが厳しくなって手荷物は一つだけしか許されないのだ。実際には以前からそういうルールだったのだが、以前はさほど厳しくなく、二つほど持っていても黙認されていたので甘く見ていたが、今は厳格に適用されているようだ。というわけで、結局カバンを近くの売店でもう一つ買ってそこにスナックなどを詰め込んで改めて荷物だけチェックインする羽目に。お金の無駄遣いだし、ゲート前のお店はたなぼた商売である(他にも同様の理由でそこでカバンを購入している人がいた)。ちょっと悔しいがやむをえない。
というわけでロンドンに行かれる方は、液体系の薬品、化粧品、飲料は機内持ち込みができないということ以外に、手荷物の大きさと数量制限が厳しいということにご注意を。ロンドン以外のヨーロッパの空港はあまり厳しくないので、それで油断していると、ひっかかります。
一昨日のブログで触れた、欧州選手権EURO2008予選、クロアチア戦でのイングランドの自殺点のビデオがYoutubeに上がっていた。かわいそうだが、あまりに見事。
http://www.youtube.com/watch?v=bOQpPddPxWg
http://www.youtube.com/watch?v=bOQpPddPxWg
先日ワールドカップが終わったと思ったら、今は2008年の欧州選手権(Euro 2008)に向けた予選が始まっており、欧州の各国代表が毎週対戦している。先週なんとホームでマケドニアと引き分けたイングランド、今週はアウェーでクロアチアと対戦。好カードである。仕事仲間のイギリス人数人と一緒にデュッセルドルフ中心、アルトシュタットにあるアイリッシュパブでビールを飲みながら試合を観戦。ベッカムが抜けたイングランドは精彩を欠き、なんと2−0で完敗。しかも2点目は味方のバックパスをキーパー、ロビンソンが「空振り」して自殺点という10年に一度しかないような珍プレー。
隣のスクリーンでは同時並行してスコットランド対ウクライナの試合が行われており、スコットランドはやはり2−0で完敗。欧州ナンバー1ストライカーシェフチェンコはやはり手ごわかった。イングランド人に「スコットランドは応援しないの」と聞くと、「どうして?お互い敵同士なんだから応援なんてするわけない。スコットランド人もイングランドに負けてほしいと思っているよ。」との返事。スコットランドとイングランドの政治的な因縁はサッカーにもつながっており、お互いを応援するなどという殊勝な気持ちにはならないようだ。このあたり日本と韓国の関係に似ている。隣同士だがお互いをライバル視しているので、韓国だけが勝ち進んで日本が敗退してしまうとやはり面白くない(「同じアジアだから韓国も応援する」という人もいるが)。
イングランド、スコットランドのUKサッカー二大国が敗れて、今晩は大英帝国受難の日かと思ったが、ウェールズがキプロスに、北アイルランドがラトビアに勝利して、UK総倒れはまぬがれたようだ。
隣のスクリーンでは同時並行してスコットランド対ウクライナの試合が行われており、スコットランドはやはり2−0で完敗。欧州ナンバー1ストライカーシェフチェンコはやはり手ごわかった。イングランド人に「スコットランドは応援しないの」と聞くと、「どうして?お互い敵同士なんだから応援なんてするわけない。スコットランド人もイングランドに負けてほしいと思っているよ。」との返事。スコットランドとイングランドの政治的な因縁はサッカーにもつながっており、お互いを応援するなどという殊勝な気持ちにはならないようだ。このあたり日本と韓国の関係に似ている。隣同士だがお互いをライバル視しているので、韓国だけが勝ち進んで日本が敗退してしまうとやはり面白くない(「同じアジアだから韓国も応援する」という人もいるが)。
イングランド、スコットランドのUKサッカー二大国が敗れて、今晩は大英帝国受難の日かと思ったが、ウェールズがキプロスに、北アイルランドがラトビアに勝利して、UK総倒れはまぬがれたようだ。
7歳の娘は学校で毎日読書の宿題を持って帰ってくるのだが、今日持って帰ってきた課題図書は”War Children”というタイトルで、第二次世界大戦中の子供たちの生活や苦労を書いたノンフィクションだった。写真やイラストつきで戦争の始まりと概要、ロンドンの子供がドイツの空襲に備えて避難した様子(当時、ロンドンの地下鉄の駅が避難所になっていた)、ドレスデン大空襲の様子(避難したドイツ人少年の声と廃墟と化したドレスデンの町の写真)、ホロコーストで殺されたり監禁されたユダヤ人の子供たちのこと(アンネ・フランクのことも)など、当時の子供たちの生の声を中心に子供の視点で編集されているので子供にも分かりやすく、大人が読んでも重く胸にずしりと来る内容である。


悪いニュースは忘れたころにやってくるというが、まさにそんな出来事が最近あった。裁判所への出頭命令である。
イギリスの空港のセキュリティが明日から緩和されるようだ。
私のイギリスの友人が今日の午後のBA便でNYに旅立ったが、一時間程度の出発遅れで済んだ模様。
下はBAA(イギリスの空港公団)のオフィシャルサイトから。
Important Message
14 August 2006
The Government has today announced that the security threat level across the UK has been changed from critical to severe, with new guidelines in place. Please note, however, that the security regime is still more onerous than that which operated last Wednesday, before the major terrorist emergency. These will be phased in across our seven UK airports throughout the day.
Heathrow and Gatwick airports
To allow the new regulations to be introduced with as little disruption as possible, we ask that anyone intending to fly today from Heathrow and Gatwick continues to arrive with no hand luggage, and bring only those items allowed into the cabin in a clear plastic bag. From tomorrow morning, passengers at Heathrow and Gatwick will be permitted to carry ONE item of cabin baggage, containing permitted items, through the airport security search point.
Stansted, Glasgow, Edinburgh, Aberdeen and Southampton airports
From 12:00 noon today, all the airports will be operating the new security arrangements and allow passengers to take ONE item of cabin baggage, containing permitted items, through the airport security search point.
しかし、まだ欧州域内線を中心に多くのキャンセルが出ている模様なのでご注意を。
chichiさんのいぎりすせいかつに行けば、さらに詳細がアップされています。手抜きですみません。
私のイギリスの友人が今日の午後のBA便でNYに旅立ったが、一時間程度の出発遅れで済んだ模様。
下はBAA(イギリスの空港公団)のオフィシャルサイトから。
Important Message
14 August 2006
The Government has today announced that the security threat level across the UK has been changed from critical to severe, with new guidelines in place. Please note, however, that the security regime is still more onerous than that which operated last Wednesday, before the major terrorist emergency. These will be phased in across our seven UK airports throughout the day.
Heathrow and Gatwick airports
To allow the new regulations to be introduced with as little disruption as possible, we ask that anyone intending to fly today from Heathrow and Gatwick continues to arrive with no hand luggage, and bring only those items allowed into the cabin in a clear plastic bag. From tomorrow morning, passengers at Heathrow and Gatwick will be permitted to carry ONE item of cabin baggage, containing permitted items, through the airport security search point.
Stansted, Glasgow, Edinburgh, Aberdeen and Southampton airports
From 12:00 noon today, all the airports will be operating the new security arrangements and allow passengers to take ONE item of cabin baggage, containing permitted items, through the airport security search point.
しかし、まだ欧州域内線を中心に多くのキャンセルが出ている模様なのでご注意を。
chichiさんのいぎりすせいかつに行けば、さらに詳細がアップされています。手抜きですみません。
イギリスからドイツに引っ越してきてすぐにイギリスへの出張が入り、今朝7時のルフトハンザでロンドンに飛んだ・・・と思ったら、ヒースロー空港がテロへの警戒で閉鎖ということで、飛行機はドーバー海峡上空でドイツに引き返してしまった。おかげで今日のUKでのミーティングはすべてキャンセル。またまたフライトのトラブルに巻き込まれてしまい、TIとは出張しないほうがよいという悪評がさらに高まってしまった。
夏休み中のヒースロー空港は大混乱のようで、周囲にもアメリカでの休暇を予定しているのに影響を受けた人が何人かいる。昨今のイラク問題、レバノン・イスラエルの問題で批判を浴びているブレアにとっては、矛先をテロリストに向けてそらすという意味で彼にとってはよいニュース、といううがった見方をするイギリス人もいる。
夏休み中のヒースロー空港は大混乱のようで、周囲にもアメリカでの休暇を予定しているのに影響を受けた人が何人かいる。昨今のイラク問題、レバノン・イスラエルの問題で批判を浴びているブレアにとっては、矛先をテロリストに向けてそらすという意味で彼にとってはよいニュース、といううがった見方をするイギリス人もいる。
海外にしばらく暮らすことのメリットの一つは、自分の国の文化や習慣を異なる視点から眺めなおすことができるようになることだ。その国で生まれ育ってしまうと分からない当たり前のことが、海外を見ることによって違うやり方もある、もっとよい方法もあるのだということに気付く。逆に自分たちの優れている点もよく分かるようになる。
今回日本に戻って感じたのは、日本社会は個人レベルでは非常に便利でサービスも充実しているが、全体として非効率な社会だなということだ。いわば個人最適、全体非効率である。いくつか例を挙げる。
コンビニでソフトクリームを買った。持ち帰りにするというと、ケースに入れて、さらに袋に入れてくれる。購入した人にとっては、持ち運びやすいかもしれない。でもこれは明らかな過剰包装だ。たかだか150円のソフトクリームだ。欧米ならば裸でそのまま、である。この包装は店にとってはコストになり、ごみが増えてごみ収集のコストも上がるし、環境も破壊する。このコストを支払うのは、我々消費者だ。
成田空港の手荷物受取所には空港職員や航空会社の職員がたくさんいて、荷物に間違いがないか、問題がないか、チェックできるように待機している。伊丹ではご丁寧にバゲージタグの番号まで一人一人照合チェックしていた。ヨーロッパの空港ではまず見られない光景だ。欧米では荷物を間違えるのは自分の責任。人がわざわざ面倒を見たりしない。日本のやり方は何か問題があった時には便利ではあるが、たいていは問題ない。彼らの給料を払っているのは、元をただせば我々利用者である。日本の空港の着陸料の高さは世界でも飛びぬけて高いことで悪評高いが、こうしたところも一因なのではないか。
コンビニに行けば、欧米の巨大スーパーでもびっくりと言うほどの点数のお菓子やドリンクが並ぶ。多品種にかけては世界一だろう。日本では毎年1500品種ものお菓子の新商品が開発されると言う。しかしそのほとんどは数ヶ月で消えていく運命にある。誰がその膨大な開発・流通コストを支払うのか。消費者である。
他にも、空港を出れば宅配便のカウンターにアルバイトが何人もで呼び込みをしている。バスの停留所では切符のもぎりをして行き先をアナウンスするする人がいるし、駐車場では誘導員が何人も赤い棒を持って車を招いている。高速道路には工事中の旗を振るおじさんがいるといった具合だ。欧米ではバスは自分の行き先くらい自分で見ろといわれるし、駐車場で車を入れるところは自分で見つける。工事中の看板があればおじさんが旗を振らなくても車はよけて通る。
こうした例は枚挙に暇が無く、日本社会のあらゆる側面がそういう矛盾を抱えていると言える。個人の嗜好に合わせてサービスや商品を多様化しすぎ、その結果全体の効率が悪くなっているのが今の日本の社会だ。欧米の社会は日本に比べれば不便かもしれないが、もっとシンプルだし、結果として全体の効率は良いようだ。日本は至れりつくせりではあるが、欧米に比べると過剰に人とサービスが提供されており、その分人件費やコストがかさむ。で、そのコストはというと、結局料金や税金という形で消費者に跳ね返ってくる仕組みだ(社員一人当たりの給料が安くなるということもあるだろう)。こうしたことがOECDの先進国生産性ランキングや、欧米企業に対して日本企業の低い利益率となって現れている。
今回日本に戻って感じたのは、日本社会は個人レベルでは非常に便利でサービスも充実しているが、全体として非効率な社会だなということだ。いわば個人最適、全体非効率である。いくつか例を挙げる。
コンビニでソフトクリームを買った。持ち帰りにするというと、ケースに入れて、さらに袋に入れてくれる。購入した人にとっては、持ち運びやすいかもしれない。でもこれは明らかな過剰包装だ。たかだか150円のソフトクリームだ。欧米ならば裸でそのまま、である。この包装は店にとってはコストになり、ごみが増えてごみ収集のコストも上がるし、環境も破壊する。このコストを支払うのは、我々消費者だ。
成田空港の手荷物受取所には空港職員や航空会社の職員がたくさんいて、荷物に間違いがないか、問題がないか、チェックできるように待機している。伊丹ではご丁寧にバゲージタグの番号まで一人一人照合チェックしていた。ヨーロッパの空港ではまず見られない光景だ。欧米では荷物を間違えるのは自分の責任。人がわざわざ面倒を見たりしない。日本のやり方は何か問題があった時には便利ではあるが、たいていは問題ない。彼らの給料を払っているのは、元をただせば我々利用者である。日本の空港の着陸料の高さは世界でも飛びぬけて高いことで悪評高いが、こうしたところも一因なのではないか。
コンビニに行けば、欧米の巨大スーパーでもびっくりと言うほどの点数のお菓子やドリンクが並ぶ。多品種にかけては世界一だろう。日本では毎年1500品種ものお菓子の新商品が開発されると言う。しかしそのほとんどは数ヶ月で消えていく運命にある。誰がその膨大な開発・流通コストを支払うのか。消費者である。
他にも、空港を出れば宅配便のカウンターにアルバイトが何人もで呼び込みをしている。バスの停留所では切符のもぎりをして行き先をアナウンスするする人がいるし、駐車場では誘導員が何人も赤い棒を持って車を招いている。高速道路には工事中の旗を振るおじさんがいるといった具合だ。欧米ではバスは自分の行き先くらい自分で見ろといわれるし、駐車場で車を入れるところは自分で見つける。工事中の看板があればおじさんが旗を振らなくても車はよけて通る。
こうした例は枚挙に暇が無く、日本社会のあらゆる側面がそういう矛盾を抱えていると言える。個人の嗜好に合わせてサービスや商品を多様化しすぎ、その結果全体の効率が悪くなっているのが今の日本の社会だ。欧米の社会は日本に比べれば不便かもしれないが、もっとシンプルだし、結果として全体の効率は良いようだ。日本は至れりつくせりではあるが、欧米に比べると過剰に人とサービスが提供されており、その分人件費やコストがかさむ。で、そのコストはというと、結局料金や税金という形で消費者に跳ね返ってくる仕組みだ(社員一人当たりの給料が安くなるということもあるだろう)。こうしたことがOECDの先進国生産性ランキングや、欧米企業に対して日本企業の低い利益率となって現れている。


