Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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先ほどイングランドがエクアドルに勝ち、「順当に」ベスト8に進出した。イギリス人の友人が言うには、今回の大会はヨーロッパの人にとっては面白い大会なのだそうだ。つまり、本当に実力のある国が勝ち残っているということらしい。考えてみれば前回の日韓大会ではフランスやポルトガル、アルゼンチンが一次予選敗退、トルコや韓国、日本が予選を勝ち上がったり、下克上サプライズがたくさんあった。逆に言えば、実力と伝統を誇りにするヨーロッパの人にとってみればたまたま勝ち上がったエキゾチックな国ばかりで面白くない、となる。

今回の大会、イングランド、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、ブラジル、アルゼンチンといった常連がきちんと勝ちあがり、ポルトガル、ウクライナも予選を通過し(ウクライナは予選初通過だが、エースストライカー、シェフチェンコはイタリアでプレーし、欧州年間最優秀選手を獲得した人気選手)、決勝トーナメントはとても見ごたえがある試合が並び、「面白い」となるようだ。

悔しいが、たとえ日本が勝ち残っても、はっきり言ってヨーロッパの人にとっては、たまたま紛れ込んだと思われてしまうのだろう。それほどサッカーの世界において日本の存在感というのは小さい。日本にいると、日本代表の話ばかりが報道されるが、一歩海外に出ると日本のことなどまず話題にならないし、報道も最小限だ。日本にどんな選手がいるか知っている人はめったにいない。

そのイギリス人いわく、日本の実力が一皮向けるには、ウクライナで言えばシェフチェンコ、ドイツで言えばバラックのような、世界レベルで通用するずば抜けた天才が必要なのではないかとのことだった。サッカーはチームワークで戦うものだが、ファンタジスタと呼ばれる天才がチームのレベルを一段上に引き上げる「触媒」の役割を果たすのだ。これからの日本には、目の肥えたヨーロッパ人をも驚かす才能を育て、小さくまとまってしまわない奔放な強さを持ったチームを作ってもらいたい。
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コメント

はじめまして。検索でたどり着きました。
わかりやすく記事を書いてらして、興味深く読ませていただきました。

ワールドカップ、日本は残念でしたね。
日本はまだまだ、勝ったとしてもラッキーと呼ばれちゃうんでしょうが、
それでも勝つところが見たかったです。
今回のイングランドも試合内容では賛否両論あったようですが・・。

またのぞきにきますね。失礼します。
毎日、主人とがんばってテレビ観戦しています。
主人の国はワールドカップ以前の問題でしたが、それでも主人にとってはこの4年に一度のビッグイベントを一瞬たりとも見逃したくないと、観戦しています。「イギリスーエクアドル戦は、無理だと思うけどエクアドルに勝って欲しい!!」と再三にわたり言っていました。そんなにイギリスを嫌わなくてもいいのに~と私は思うのですが。。。「イギリスは今大会で何一ついい勝ちを収めていない、全部ごみみたいなゲームだ!!」まで言ってますからね~
何がそんなにゴミなのかは私にはよくわからないのですが・・・要するに「嫉妬」でしょ?というとさらにまた激怒するので言わないようにそっとしていますが。
彼にとって日本はどうでもいい国のひとつだったようですが、ワールドカップに出場できるだけの力は持っていると、今回の大会を見ていっていました。ただ、いいゲーム内容ではなかったけど、磨けば光る的なチームだと。すごくフェアなプレーも好きと言っていました。それでは勝てないのが現実なんだけど、サッカーはこうあるべきだ、こうあって欲しいとしきりに言っていました。
特に中村俊輔は主人がこよなく愛するセルティックでプレーしていて、いい選手だということもよくわかっているらしく、べた褒めしていましたよ~
日本人にとっては日本が負けた時点でなんとなくワールドカップ終了(- -)みたいな感じですが、彼やユーロピアンにとっては自分の国が出ていなくともこれからが見所なんだ!!と毎晩、早朝起きてはがんばっているわけです。
サッカーの国の人たちって傍目でみてるとおもしろいです。
ヨーロッパ人とW杯
2002年 スウェーデンのマルモだったと思いますが、乗ったタクシーの運転手が私に、今年のフットボールはおかしいと思う。どう思うかといった内容の話しかけをしてきました。
私はあまりサッカーに興味がありませんでしたので、とっさのことで答えに困り、どう返事したか記憶していませんが、あとで考えれば、ヨーロッパの人には2002年が異常で、今年の結果が正常に見えるのでしょうね。
いつも思い出話でお許しください。
みばせさん
初めまして。コメントありがとうございます。W杯予選、オーストラリアと日本のゲームを見ていたイギリス人が、日本人が後半、あまりに引きすぎて中盤で相手に自由にボールを持たしていることにいらだっていたのを思い出しました。フィジカルコンディションがよくなさそうだとも言っていました。特に体力面の問題は監督の責任が問われますね。

イングランドの試合ですが、こちらでも評判はよくありません。勝ち方があまりよくないと。これまでの4試合もつまらない試合だと思われているようです。でも、勝つだけいいですよね。
Sayuriさん
今回のイングランドの戦いぶりは、確かにあまりよくないとこちらイギリスでも言われています。ベッカムのキックは好調ですが、他があまりさえないですね。

昨日のオランダ、ポルトガル戦などを見ると、確かに日本の戦い方はフェアですね。たまにフェアすぎるのが問題でしょうか。時に韓国くらいのフィジカルなアグレッシブさがあってもいいように思いますね。

俊輔は時折きらりと光るプレイも見せていましたが、今回の大会ではトータルでは精彩を欠いていたように思います。もっと速さと正確さがほしいところです。

ともあれ、これからがW杯は本当の見所です。ここに興味がある人が増えないと日本全体のサッカーのレベルもあがらないのではないでしょうか。
spaceglowさん、
そうですか。4年前の夏はスウェーデンにおられたんですね。
私は4年前の夏は神戸に3ヶ月滞在しておりまして、そのときにスウェーデンの試合が神戸であり、夜レストランでスウェーデン人の応援団と話をしたことを思い出しました。

2002年は初めてのアジアでの大会、TVの放映時間、選手の時差ぼけ、様々な違いがあったようで、ヨーロッパの人にはちょっと特殊な大会として記憶されているようですね。

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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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