Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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つい先日会社の同僚のイギリス人女性の母親が亡くなった。人が死んだ時の儀式というのは宗教や文化で差が出るところであり、海外に出た日本人がどうすればよいか戸惑う点の一つだろう。

人が亡くなったとき、日本ならお香典を渡すのが主流だが、イギリスでは若干違っている。イギリスでは、遺族がどうしてほしいか決めることが多い。私の同僚の場合、亡くなった母親が花好きだったから、お葬式に際して花を贈ってほしいと連絡があった。花屋さんも指定されており、そこに行けば何かも心得た店員が葬式の会場への配送まですべてアレンジしてくれる仕組み。

昨年なくなったある人は、長年ガンを患っていたため、遺族がガン研究基金への寄付を希望し、私たち有志はそこにお金を送った。他にもお世話になった老人ホームへの寄付を希望とか、最期まで病気の治療をしてくれた病院への寄付だとか、「社会貢献型」のものが多く感心する。

日本は香典を渡して、それに対し遺族がお返しの品を渡すという「内輪完結型」。しかもそれは最近ではどんどん形骸化しており、渡す側も返す側もお義理というケースが多いように思う。どうせお金を出すなら「社会貢献型」のほうが合理的だし出すほうも納得しやすいと思うが、どうだろうか。それとも、日本は葬式代が高いので香典をもらって少しでも支払いに充てたいという事情があるのだろうか。(この辺り、実際に日本での葬式を取り仕切ったこともなければ、海外と費用の比較をしたこともないのであくまで推測。違っていたらご指摘を。)

さて、明日からまた三日間ドイツに出張。ワールドカップの影響でフライトが混雑しているらしい。
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コメント

おはようございます。そうですね、興味深い視点ですね。私も、社会貢献型が好いなあ~。最近は、香典返しを失くすためにわざわざ住んでいる地区の互助会とか、そんなところの人が受付に立っていて、みたいなのもありますよね。それに、香典の額もあれこれ"相場"を気にしないとならないし、香典返しといっても、お砂糖とか、お茶とか・・・。故人を偲べる物が嬉しいというか、やりがいがありますよね。 もちろん、一家の働き手を失った場合など、香典をいただくことで、遺族が少しは助かる・っていうことが昔はあったのだろうけれど、今の日本は、逆に香典返しでお金がかかってしまったりして、香典をいただかない代わりに何も返さない(上記↑)方が、楽だったりしますね。 私は、もともと お中元やお歳暮といった≪本来は心の伴った感謝の気持ちを表すこととして始まったのかもしれませんが≫義理でモノを贈る習慣がどうも好きになれず、(結婚式の引き出物も、そうです。欧米式の欲しいモノを登録しておくシステムが好きで、自分の時は、友人にリクエスト式にしました。出来る範囲で、ということですけどね。)、外国に居た時はもちろん、日本に帰ってきてからもお中元・お歳暮の類はしたことがありません。でも、デパートなどは、すごいですけどね^^。
寄付
イギリスやヨーロッパを旅行して寄付で運営されている施設が多いことに気が付きます。
亡くなった方の遺志、遺族の考えを聞いてみんながそれに副ってお悔やみの物を贈る、初めて聞きました。
欧米にあって日本に無いものの一つに一般の人の寄付行為だと思います。

私がアメリカでお世話になった方が高齢で癌の既往症もお持ちです。昨年ご自宅に伺って
きましたが、お亡くなりになったときご家族にどのようにしたらよいのか迷っています。
質問
7月に旅行を考えていますが、DresdenからViennaに移動する方法について迷っています。
車の場合、チェコを通過すればブラハにも寄ることが出来魅力的ですが、社会情勢、特に道路交通が不安です。もしアドバイスがあればお聞かせください。

一応現在はプラハをあきらめ、直行の航空路線を手配しようと考えています。
社会貢献型・・・私も自分だったらそれを希望するかも・・・。
日本は昔からの形式ばかりにとらわれている気もします。
そして費用もかなり高額なのではないでしょうか。
最近はいろいろな形で行われるようになった気もしますが。

本人の希望や、それを尊重するような形式がとても意味深いと思います。

ドイツ、きっと凄い混雑なのではないでしょうか?
時間に余裕を持って行動できると良いですね!
宇宙さん
私も中元、お歳暮のたぐいはやったことはありません。最近は禁止している会社も多いですよね。結婚式のお祝いや葬式の香典ですが、昔の日本では個人の意志よりもムラ社会の意志が優先されたので、自己主張などはわがままとして許されない風潮があったのが、最近は自分がほしいものを要求するという個人主義が浸透してきたのでしょうね。一度個人が尊重される社会になってしまうと欧米のスタイルがより合理的で心地よいということになるのでしょう。時代の流れからすると私は葬式の香典も徐々に欧米スタイルにシフトしていくのではないかと思います。
spaceglowさん、
確かに欧米はチャリティが普通に根付いていますよね。アメリカなどではチャリティをしたりボランティアをしなければ奇特な人にみなされる風潮さえあります。実際アメリカの大学院入試の願書には過去のボランティア経験を書かせる欄がありました。
アメリカのご友人がもし亡くなられることがあれば、やはりご遺族にどうすればよいか直接希望を聞かれるのがよいのではないでしょうか。

ドライブの件についてですが、2年半前の冬にプラハからドレスデンまで車で走ったことがあります。プラハからドレスデンの道は峠越えになりますが、平凡な普通の道です。ただ、ドイツ国境近くのチェコの村の道沿いには寒い中の昼間でもたちんぼらしき女性の姿がちらほら見かけられたりしましたが、治安なども特に問題なさそうでしたので大丈夫だと思います。
ステラさん、
おっしゃるように、これからはより個人の意志を尊重した形に古い慣習も現代風に多様化していくと思います。いろんな形があってもよい、と最近の人は考えるのではないでしょうか。昔の人ならとんでもないとなったのでしょうが。

ドイツ、私のいる周辺は混雑はまだ実感がありませんが、オフィスでは毎日誰がどことどこのチケットを手に入れたとか、先日のマルタと日本の試合を見に行った話など、サッカーの話題が花盛りです。
7日早朝ブタペストからルフトハンザ1番便で、フランクフルトへ飛び、8日8時に日本へ帰国9日お通夜、明日は告別式です。
主人も私も始めての喪主ですが・・・最近の葬儀社のしっかりした事・・・。
殆ど、質問に答えれば回答があり、流れに乗せてくれます。

私方の葬儀は、父創業の株式会社の社葬と家の葬儀の二本立てですが、実質は家の葬儀ですので、ご霊前他、供物も、お花もお断りいたしました。

主人の勤務している会社関係と父の創業会社からの生花、子供、孫の生花だけを並べました。

父の会社は、今は私が経営者ですので・・・なんとでも出来ますし・・・。

まあ、「会社ご代表様」が、私だけですので焼香が出来無いの・・・ですが。
主人の勤務先は、良くバックアップしてくださっています。
旧態の企業です。

うちうちで、親戚を集めて楽しんでいます。

そうそう、突然の帰国に、チケットが無いまま各空港でお願いしたのですが、やはり地元の航空会社は、とても親切な対応をしてくださいました。
特にフランクフルトでは、ルフトハンザの方がいろいろ調べてくださって、高額な片道チケットより半額以下の往復チケットを紹介してくれたり・・・有り難かったと思っています。満席で、とてもANAのチケットカウンターを待っていたのでは取れなかったと思いました。
心細い時には、親切は身に沁みました。
お久しぶりです
面白い分類だと思ってついコメントを~~
同居だった義母を88歳で見送った葬儀は全部で300万かかりました
愛○殿というポピュラーな葬儀屋一番普通のランクの葬儀でです
まあ愛知というこてこての冠婚葬祭好きの地域ですからね
ひょっとする結婚するときよりお金かかるんじゃない?と本気でそう思いました
だって結婚は二人だけど死ぬときは一人ですもの

社会貢献型を支持したいですね
自分の葬儀は自分でプロデュースしたいし
献体とか散骨とか死んだ後にだって
お金がかかるようにできてるんですもの
華さん、
最愛のお父様を亡くされ、お悔やみ申し上げます。ご旅行中に悲報に接されあわただしく帰国されたのこと、機中とてもつらかったのではないでしょうか。なにとぞお疲れ出ませんようにご自愛ください。

ルフトハンザの対応が親切だったとのこと、つらいときにせめてもの救いでしたね。
m-olive さん、
こちらこそ、ごぶさたしております。さ、三百万円ですか。それはかなりの出費ですね。四人いることを考えると1200万円、これはちょっとサラリーマンには重すぎる金額のように思えます。それが標準なのでしょうか。そうなるとお香典を寄付するなんて余裕もなく、できるだけ回収したいと思ってしまうのも人情でしょう。私も格好よく社会貢献型にしたいものですが、そのためには葬儀もシンプルにしないとだめですね。

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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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