Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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先日のNewsweek(4月26日号)ではマルチリンガルについての特集が取り上げられていたが、その中に言語間の距離についての記事があった。他言語を学ぶ時、母語との「距離」が遠いほど習得が難しく、文法や発音に共通点が多い(距離が近い)言語ほど学びやすいという考え方だ。

日本語からみれば、インドネシア語、スワヒリ語、韓国語などが難易度が低く、逆にロシア語、ポーランド語、アラビア語は難しいという。ちなみに日本語から見た英語は、ロシア語よりも簡単で、中国語やスペイン語よりは難しい、難易度中の上にあたるらしい。一方、英語を母語とする人から見れば、フランス語やドイツ語、スワヒリ語は最も簡単で、日本語、中国語、韓国語、アラビア語は最も難しいとされる。

気が付いたのは、スワヒリ語は日本人にとっても英国人にとっても最も簡単で、逆にアラビア語はどちらから見ても最も難しいということ。理由は書かれていないが、アラビア語は文法から語彙、文字までどちらからもかけ離れているというのは分かるような気がする。また、インドネシア語が世界で最も文法が単純な言語だということを以前聞いたことがあるが、案の定スワヒリ語の次に日本人でも英国人でも習得しやすい言語として分類されている。

記事中の別の所には、マーク・トウェインが「才能のある人なら英語は30時間、フランス語は30日、ドイツ語は30年かけて習得できる」という言葉を残したというくだりがある。ドイツ語の複雑さ、難しさを極端に表現した言葉だが、ドイツ語を勉強したことがある者としてみると、確かに時制や性別の活用などが英語よりもはるかに複雑で、英語圏の人でも習得が難しいというのは納得である。

明日は午後からパリへ。
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コメント

以前、言語には周波数があって、それが遠いと習得するのが難しいというのを聞いたことがあります。フランス語と英語の周波数はかなり違うから、フランス人は英語を話さないと・・・イタリア人も英語よりもフランス語やスペイン語を習おうとします。文法や発音、構成など似ていますからね。いつかICチップを頭に埋め込むと、その言語が話せるようになる日が来るといいな~と切に願います。
castagnaさん、

周波数が違うと音声が聞き取りにくいというのは、日本人が英語を習得する上での大きな障害の一つになるということは私も聞いたことがあります。

一般的にフランス人、イタリア人、スペイン人は英語がうまくありませんよね。一方ドイツ人、オランダ人や北欧の人は英語が流暢な人が多い。これは言葉の距離の違いに原因があるのでしょう。

自動翻訳機、いつか実用化される日がくるのでしょうか。いろんな意味で世界が変わりますね。
こんにちわ^^。英語30時間~ドイツ語30年、なるほど・・・、ま、30時間と30年は極端ですけど、解かる気がします。私も、die der der die でしたっけ?男女だけじゃなくて中性まであるっていうので、いやはや・・・・。英語の方が楽だなあと思った覚えがあります。それに、私のルームメイトだったドイツ人は、西語の方が、ドイツ人には憶えやすいんだと言っていました。でも、そういう彼女も英語は堪能でしたけど・・・・。近年、アラビア語に接するようになって、難しい・・・と思ったものの、”話し言葉”としたら、日本語よりも簡単なのでは、と思うようになりました。文章を読み書きするという段階になると、別ですが(でも、けっこう面白いですよ、憶えるのに根気が必要ですけど・・・)、男女の区別=日本語も、女言葉と男言葉って、多少ありますよね?!=はあるけれど、会話は意外と憶えやすいかもと。。。しかし、おっしゃるとおり、使う"音域"の違いで、得手不得手は、大きく違ってくるのでしょう。
距離感というものは、一般的にはありえると思いますが、アラビア語と英語のバイリンガルとか、もちろん、日英のバイリンガルも多いわけですから、その距離というのがどのあたりのどういった距離感なのかもポイントかもしれませんね。 ~~バイリンガルは、子供の頃から異国語を習得するから、「多言語の習得」には、入らないのでしょうか?!~~
宇宙さん、
アラビア語を話す友人が周囲にはいないので、想像がつかないのですが、そうですか、意外と難しくないんですか。私もよく、「日本語なんて難しい言葉をよく話せるな」と外国人によく言われますが、「いや文法や発音は意外と単純でそんなに難しくないよ。読み書きは別だけど」と答えています。アラビア語に対してもそんな先入観があるのかもしれません。

距離感というのはまずは文字が同じかどうか、発音が似ているかどうか、そして単語や文法に共通点が多いかどうかといった点での比較だと思います。フランス人にとって、イタリア語、スペイン語が簡単なのは、単語と文法がよく似ており、語尾の発音さえ入れ替えるとほぼ通じてしまうからだと聞きます。実際私の知り合いのフランス人は3ヶ月スペインに滞在しただけでほぼスペイン語をマスターしてしまいました。こういうのを距離が近いというのでしょう。

ですから、一口にバイリンガルといっても日英のバイリンガルと英独のバイリンガルではハードルの高さが違うと思います。子供にとっても語源と構成のまったく異なる複数言語を、どちらにも引きずられずに完璧にマスターするのは至難の業なのではないでしょうか。

えっ、ドイツ語ってそんなに難しい言語だったんだ~!
何も知らずに、英語の次の外国語として選んでしまいました。
もちろん、マスターしてません。
でも、必要な意思を伝えることができれば、それで今のところは
いいかな、って思ってます。

外国語を、本当にやっかいなものとして 敬遠する人がいるけど
私は言語の違いって本当におもしろいな、って思います。
世界中が同じ言葉になったら、つまんないですよね。
お久しぶりです!GWはドイツ、スイスを迷走してまいりました。
ドイツ好きの知人が「ドイツ語は色んな単語を一杯くっつけて一つの単語にしてる」って言ってましたが本当なのでしょうか?ドイツ語はさっぱりで(苦笑
今回も旅の相方のお陰でつたない英語と単語だけのドイツ語・フランス語・イタリア語でどーにか乗り切ってきましたが、やっぱり英語位は『喋れる』レベルになりたいですね・・・。


さらみさん、
ドイツ語、私は大学時代話し言葉ではなく文法から入ってしまいましたから、複雑さに辟易した覚えがあります。やっぱり難しいですよ。外国人には完璧にマスターするのは無理ではないかと思えます。

言語の違いは思考の違い、文化の違いですから、この文明世界を多様にしている元ですよね。淘汰されて失われていく言語もありますが、できるだけ大切にしていきたいものです。
ふう。りんりん さん、
お帰りなさい。スイスは地方ごとにいろんな言語が使われているので、どの言葉で話せばよいか戸惑いますよね。

ドイツ語って確かに複数の単語をくっつけて一つにすることが多く、慣れないとその長さと複雑さに驚きますが、良く見ると知っている単語同士がつながっているだけということが多いです。例を挙げると…Hauptbahnhof これ、中央駅という意味ですが、Haupt=主要な bahnhof=駅の二つの単語が一つにくっついただけです。英語だと、Central Stationと二つに分けて表示しますが、ドイツ語だと一つの単語につなげて表記するわけです。こうした例は他にもいくらでもあります。

確かに一見分かりにくいのですが、でもこれ実は日本語も同じかそれ以上だと思いませんか?よく外国人は日本語は単語の切れ目がわかりにくいと言います。これに漢字の四字熟語なんて加わればもう、欧米人には複雑すぎるのではないでしょうか。

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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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