Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
2017/07«2017/08 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/09
     
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
     
私の会社の同僚が新しく家を購入することにした。


同僚「すごくいい家が見つかったのよ。うれしいわ。」

私 「それはよかったね。新しいの?」

同僚「うん、77年に建てられたっていうから割と新しいわね。」

私 「・・・」


そうなのだ。イギリスの家はどれもとても古いのである。考えて見れば私が前に住んでいた家は築60年だった。そんなのはごく当たり前。基礎がしっかりしているから、内装だけを新しくして長期間住むことができる。30年など新しい部類に入るわけだ。日本だと築30年なんて値段などつくのだろうか、というほど古い部類に入るが、イギリスでは古い家の方が値段が高くつくことも多い。自分の持ち家の価値が築年数で下がらない(むしろ上がっていく)というのはうらやましい限り。

この点、日本人とイギリス人の感覚がもっとも違う点の一つだろう。
スポンサーサイト

コメント

ここ数年、ヨーロッパを旅行して驚いたことは、古い中世の町で今も生活が生きていることです。
アメリカでも、木造住宅で100年でも市場価値があるものがあります。
日本で30年以上の家の価値が無くなることの一つの理由に、税制があると思います。100年ももつ様な家を建てると、「贅沢」と判定され重い税金を査定される。それより、築25年以内に壊したら環境税を多額に取るのはどうでしょうか。
もう一つ、日本で省エネと言うと、暑さ、寒さを我慢することで、建造物の断熱性能の規定は無いようです。ドイツでは30年以上も前から法律で断熱が義務付けられていると聞きます。


spaceglowさん、

日本の家の寿命が短いことはたびたび問題になっていますよね。戦後貧しかった時代、とにかく住むことを優先した結果、安普請の住宅がはびこり、さらに住宅メーカーや工事を請け負う業者は建て替えを増やすことで潤い、その結果、日本人には「新しいもの信仰」とでもいうべき、新しいものは良いことだという感覚が根付いてしまったのではないでしょうか。

このあたり、環境への配慮や税制改革など、社会の仕組みから変えていかないといけないと思います。

日本の家の断熱性の乏しさは、一度欧米で暮らしてしまうと、耐えられなくなります。その点、確かにドイツの家はかっちりと作られているなと思います。
実家は、家屋は築後140年、庭は160年、カナダでは、既に観光客が集まる古家です。しかし、住むものに取りましては、返って、文化財の指定の方が困ります。
指定を受けると、修理もママならず・・・・様々な規制が有り・・・と言う事で、指定の恐れが有ると、修理して、改装します、そこで指定の恐怖から逃れるのです。
イギリスでは、そう言う心配は無いようですね。
華さん、

京都の町屋などが同じような悩みを抱えていると聞いたことがあります。費用もかかるので維持できないと。

イギリスの場合、ロンドンなどは建築規制でがんじがらめだと聞きます。とくに外観は周囲との調和を重んじるため、形、高さ、色、古ぼけ具合(新しく見えてはいけない)まで決まっていてほとんどいじれないようです。国や市などから補助金が出ているのかどうかは知りませんが、これも観光の一環ですから、予算があるのかもしれません。

あと、とても古くて文化的に貴重な貴族の館などは、ナショナルトラストが買い取って管理する仕組みがあります。これは国民が古いものを保護しようという意識が高くないと成り立つのが難しいでしょうね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://europewatch.blog56.fc2.com/tb.php/37-d7b63663

FC2ブログランキング

My Profile

TI

Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

Calendar
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
Blog Link

その他Link
ブログ内検索
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。