Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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娘が今日、「電柱って、電線がつながっているでしょ?さわってもしびれないの?」と私に訊いてきました。「コンクリートでできているから大丈夫だよ」と答えながら、娘は電柱を触ったことがないのかと思い至ります。日本では、都心など一部を除けば、当たり前にそこら中にある電柱。そこは昔から、犬がおしっこをひっかける場所であり、子供たちの「警ドロ」遊びの基地であり、極彩色のビラが通行人の視線を捉えようとひしめきあう場所でした。子供の頃の私は、つかまって何とか上に登れないものかとよく上を見上げたものです。先日、娘の学校で、電気がどうやって家庭まで運ばれてくるかを図にしなさいという宿題が出て、娘に相談された私は、思わず、「家と電柱と鉄塔を書いて送電線で結べ」といいそうになりました。高圧線や鉄塔はドイツにもあります。でも電柱はない。では、電線はどこから地中にもぐるのか、よくわからない。

ヨーロッパでは、電柱なるものはとんと見かけることがありません。ロンドンやパリでは100%無電柱化されているそうです。物心付いた頃から海外で暮らしている娘にとっては、電柱は稀にしか見ることがない、触れたこともない、遠い存在でしかないのです。

電線を地中に埋めることで電柱をなくそう、という動きが近年日本でも活発です。それによって、街の景観はよくなるし、道は通行しやすくなります。電柱を伝ってマンションの上の階に忍び込むなどという輩もいるようですから、治安面でもメリットがあります。

しかし、ことはそう単純ではないようです。
狭い道ほど電線を埋めるスペースが地中にないとか、電柱を埋めても、街灯、信号機、道路標識などをどこに取り付けるかという問題が残り、簡単にいかないのだとか。でも、私は普段から、日本の道路には信号機と標識が不必要に多すぎると感じています。電柱の地中化を進めるためにも、道路標識のあり方も見直すべきではと思うのですが、管轄官庁がことなるので、足並みを合わせるのが難しかったりするのでしょうね。日本が電線のない美しい町並みを手に入れるには、まだまだ時間がかかりそうです。

ヨーロッパでは、街灯もデザインがしゃれています。これはフィレンツェの街灯。土台部が生き物の下半身のようにデザインされていて、面白かったので思わず撮りました。

フィレンツェの街灯。足元のデザインに注目。


なお、電線が街中に入り乱れているのは日本だけではないようです。これはすごい。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070331_cable/
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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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