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ドイツに住む日本人が、ドイツから日本に持って帰りたいものとしてよく挙げるのが、ドイツの高速道路、アウトバーン(die Autobahn)です。確かに、速度制限を気にせずに、好きなスピードで突っ走れるアウトバーンはとても気持ちがよいものです。日本よりもはるかに短時間で長距離を移動できます。しかも無料ですので、無粋な料金所などありません。
先日、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで、ドイツのアウトバーンについてのドキュメンタリーをやっていました。世界一のスピードとクオリティを誇るアウトバーンがどう設計され、管理されているのかを特集したもので、毎日通勤に使っていながら、私の知らないことも多く、興味深い内容でした。
アウトバーンの総延長は12000キロ、そのうちの3分の2の8000kmが速度無制限だそうです(ちなみに日本の高速道の総延長は9000km)。アウトバーンでは、時速200km以上で安全に走ることを可能にするために様々な工夫が凝らされています。例えば:
先日、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで、ドイツのアウトバーンについてのドキュメンタリーをやっていました。世界一のスピードとクオリティを誇るアウトバーンがどう設計され、管理されているのかを特集したもので、毎日通勤に使っていながら、私の知らないことも多く、興味深い内容でした。
アウトバーンの総延長は12000キロ、そのうちの3分の2の8000kmが速度無制限だそうです(ちなみに日本の高速道の総延長は9000km)。アウトバーンでは、時速200km以上で安全に走ることを可能にするために様々な工夫が凝らされています。例えば:
アスファルトの厚さは70cmもあり、これはアメリカの高速道路の倍の厚さ。これで路面の陥没や変形を防ぐことができる。
坂道の傾斜は3%以下と定められており、急な坂にならないようにしている。
カーブの角度も急にならないよう制限があり、カーブでは遠心力を相殺するよう、道にバンクをつけている(傾きをつけている)。
重大事故に際しては、ヘリコプターがどこでも15分以内に現場に急行できるように救急体制が整えられている。
といった厳しい規格を守っており、維持しているそうです。坂道やカーブを作らないようにするのは山岳地形の日本ではちょっと不可能に近いですね。
言われてみれば、ドイツの高速道路の舗装は実にきれいで、アメリカならよく見かける陥没やわだちなどはまずありません。確かに、時速250kmで走っていて、わだちにハンドルを取られたら命はありませんので、これはクリティカルな点です。
なお、路面舗装の管理状態には国ごとに明らかな差があり、たとえば、ベルギーはでこぼこや陥没だらけでかなり荒れています。逆に最高に舗装がきれいなのはお金持ちの隣国ルクセンブルグで、ベルギーから車でルクセンブルグに入ると、路面のでこぼこがなくなることで、国境を越えたことが分かるほどです。ちなみに、どちらも120kmを上限に速度を制限しています。
話がそれました。こうしてドイツは、世界に類を見ない速度無制限道路を、莫大な労力と費用で管理、維持しており、そしてそれを一般車両であれば、誰でも無料で利用できるようになっています。しかも、陸続きの欧州ですから、アウトバーンを走る車の何%かは外国籍の車であり、ドイツ政府に道路税などは払っていないわけです。ドイツよりはるかに短い9000kmの道路を、異常なまでの高額料金を徴収することで、維持管理している日本の道路行政との違いについて、考えさせられます。
坂道の傾斜は3%以下と定められており、急な坂にならないようにしている。
カーブの角度も急にならないよう制限があり、カーブでは遠心力を相殺するよう、道にバンクをつけている(傾きをつけている)。
重大事故に際しては、ヘリコプターがどこでも15分以内に現場に急行できるように救急体制が整えられている。
といった厳しい規格を守っており、維持しているそうです。坂道やカーブを作らないようにするのは山岳地形の日本ではちょっと不可能に近いですね。
言われてみれば、ドイツの高速道路の舗装は実にきれいで、アメリカならよく見かける陥没やわだちなどはまずありません。確かに、時速250kmで走っていて、わだちにハンドルを取られたら命はありませんので、これはクリティカルな点です。
なお、路面舗装の管理状態には国ごとに明らかな差があり、たとえば、ベルギーはでこぼこや陥没だらけでかなり荒れています。逆に最高に舗装がきれいなのはお金持ちの隣国ルクセンブルグで、ベルギーから車でルクセンブルグに入ると、路面のでこぼこがなくなることで、国境を越えたことが分かるほどです。ちなみに、どちらも120kmを上限に速度を制限しています。
話がそれました。こうしてドイツは、世界に類を見ない速度無制限道路を、莫大な労力と費用で管理、維持しており、そしてそれを一般車両であれば、誰でも無料で利用できるようになっています。しかも、陸続きの欧州ですから、アウトバーンを走る車の何%かは外国籍の車であり、ドイツ政府に道路税などは払っていないわけです。ドイツよりはるかに短い9000kmの道路を、異常なまでの高額料金を徴収することで、維持管理している日本の道路行政との違いについて、考えさせられます。
コメント
そうですね。そう考えると通行料を払うのがばからしくなりますね。使わない橋に何億円もかけたりしてるみたいですけど。もっと効率よくいかないものでしょうか。
savaさん、
お隣のフランスの高速は有料なので、道路財源をどこから捻出するかというのは、国の考え方次第という面があるようですね。
橋を作ったとして、それを利用するかどうかは結局、人やものの流れをそこに作り出せるかどうかに関わってくるわけです。橋は作ったはいいけれど、その地域の産業振興策がうまく連携しなければ橋は使われずに終わります。道路ができなければ町が発展しないのは確かですが、道路を作ったからといって必ず発展するわけではない。そのあたりの連携が日本はうまくいっていないのではないでしょうか。
お隣のフランスの高速は有料なので、道路財源をどこから捻出するかというのは、国の考え方次第という面があるようですね。
橋を作ったとして、それを利用するかどうかは結局、人やものの流れをそこに作り出せるかどうかに関わってくるわけです。橋は作ったはいいけれど、その地域の産業振興策がうまく連携しなければ橋は使われずに終わります。道路ができなければ町が発展しないのは確かですが、道路を作ったからといって必ず発展するわけではない。そのあたりの連携が日本はうまくいっていないのではないでしょうか。
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