Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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今日は久しぶりに英語の話題を。今朝のTimesの記事で目に付いた英語表現です。

Virgin on verge of winning Northern Rock race

キーはこのon the verge of –ingという表現。(上見出しではtheが省略されている。)

「~の瀬戸際にある」とか「間際にある」といった表現はビジネスの現場でもしばしば使われます。代表的な表現としては下の二つがあります。

be on the verge of loosing business = ビジネスを失う瀬戸際にある
be at the brink of war = 戦争の間際にある

vergeもbrinkも端っこ、がけっぷちという意味なので、ネガティブな結果を招きそうな場合に使われることが多いようです。私が普段メールをやり取りするイギリス人は”verge”の方をよく使っているのを見ると、こちらのほうが一般的なのかもしれません。ただ、どちらの表現も英語を母国語としない外国人が使っているのはあまり見かけないので、表現としてはやや硬く、かなり英語を勉強した人が使う表現だと思われます。

そんなことを考えながら次のTESCOの海外進出についての記事を読むと、似たような別の表現が出てきました。

“We are on the threshold of becoming one of the few successful international retailers.”

「我々は、国際的に成功するリテーラー(小売業者)の一つになれるかどうかの境目にある。」

thresholdという単語はどちらかといえば技術英語で、ある一定の値を超えるとある現象が一気に拡大するような、そんな値のことをスレッショルドと言って日本語でもそのまま使われたりします。この記事の場合、TESCOがイギリス国外での売上比率が27%に達している今、もうひとふんばりすれば一気に海外売上が拡大する、その分かれ目に来ていることを"threshold"という単語で表現しているわけです。

以上、同じ日に同じ新聞の二つの記事で似たような表現を見つけたので取り上げてみました。
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コメント

勉強になります~。
自分では、英語で話すことに不自由はしていないつもりなんだけど、でも、最近本当に限られたヴォキャブラリーしか使えてないな、ということに気がつき、少しずつ語彙を増やすような勉強を始めました。なにしろ、長年Hello!しか読んでないので、も少し、新聞に出てくるような語彙を増やしたいな~・・と。これからも、色々教えてくださいね!
さらみさん
さらみさんのような英語の達者な人に教えるなどおこがましい限りですが、これからも興味深い表現があれば紹介していきます。

私も英語を話すのには不自由こそしませんが、語彙や表現が限られているために、ワンパターンな言い回しを繰り返してしまうことがあります。仕事で英文を書くことも多いので、そのときはなるべく表現のバラエティを豊かにするように心がけています。

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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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