Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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ささいでつまらないことだけれども、国によって違うものや習慣ってありますよね。いくつか例を挙げて見ます。

1. レストランの支払いをクレジットカードで済ます場合、イギリスやアメリカであれば、”Gratitude”と書かれた欄にチップ金額を自分で書き込んでサインすればよいが、大陸欧州や日本の場合、これはできない仕組みのようだ。チップ分はあらかじめ請求額に乗せてもらうか、別請求にしてもらうか、現金をおいていくかである。これは今日オランダで夕食を支払ったときにあらためて気づいた。

2. なお、チップの金額はアメリカではトータルの15%以上、イギリスでは10%という不文律があるが、ドイツなど大陸欧州では決まった金額はないし、なしでもかまわない。細かいおつりを置いていく程度がスマート。

3. 車のスピードカメラは、フランス、ベルギー、ドイツは日本同様前方からしっかり顔まで撮られるが、イギリスとオランダでは後方から車だけの撮影。これはプライバシー保護のためだと聞いたことがあるが、真偽は不明(私、本日オランダの高速道路で背後から撮影された模様)。

4. マクドナルドやバーガーキング、欧州でも各国にあるけれども、大陸欧州ではポテトにマヨネーズをつけて食べるのが一般的。これはベルギー名物のポム・フリートが原点か。ドイツのバーガーキングではケチャップもマヨネーズもただで付いてくる。イギリスとアメリカはケチャップ。アメリカはケチャップはポンプで出すディスペンサーがあってケチャップもドリンクも取り放題、飲み放題。日本は塩だけ?

5. ホテルの部屋やオフィスからの外線発信は「9」が英米の標準だが、大陸欧州は日本と同様0発信が主流。

6. ビルの階数表示はヨーロッパでは地上階を0もしくはグランド・フロアーとし、一階は日本やアメリカで言う二階となる。

7. 有料トイレ。欧州では掃除の行き届いた公衆トイレは有料か、もしくはチップを渡す仕組み。駅、レストランやデパートなどでもトイレの入り口に人が座っており、出るときにチップを渡す(30セントくらいが標準)。強制ではない。イギリスでは有料トイレ率は低い。アメリカでは見かけない。

8. 駅の自動改札。イギリスでは切符を入れて、抜くと扉が開く。日本人は切符を入れてから扉が開くのを待ってしまうが、抜かないと開きません。

9. エスカレーターの乗り方。ロンドンでは左側を開けて右側に立つのがマナー。東京とは逆で大阪と同じ。イギリス以外に住む外国人はこのルールを知らない人が多く、ロンドンの地下鉄の長いエスカレーターで通り道をふさぐ事も。

10. ホテルの備品。日本に必ずあって欧米では一部の高級ホテルにしかないもの。スリッパ。これは私が旅行や出張に出かけるときに最もよく忘れるアイテム。イギリスのホテルでは、中級クラスであれば部屋にたいてい紅茶セットとズボンプレッサーがある。大陸欧州系や北欧系のホテルでは高級ホテルでもシャワーだけでバスタブがないことが多い。

切りがないのでここらで止めておきます。まあつまらないことばかりですが、こういう些細な日常の違いから居心地の悪さを感じたりすることも事実。実際、ヨーロッパ人でもこうした細かな違いに戸惑って隣の国の文句を言っていたりします。それにうまく慣れてストレスを感じなくなった人ほど現地に同化しやすいのではないでしょうか。欧米とはあらゆる日常慣習が違う日本ですから、日本に来る欧米人はそうしたストレスを日夜たくさん感じているのでしょうね。
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コメント

先週末、イギリスで学校に行っていた時の同級生と会って久しぶりに話しました。彼女は、日本の高校生を海外に留学させたり、外国の留学生を日本の高校に受け入れる機関に勤めています。そこで、話題になったんだけど、外国生活に馴染めるかどうか、っていうのは、些細な違いを「嫌だ」と思うか、それとも「へ~おもしろい!」と思うか、の違いじゃないかって・・。自分は、初めての外国で、いきなりめちゃめちゃワガママなイタリア人のルームメイトと8畳くらいの部屋で暮らしたわけなのですが、今だったら耐えられないような習慣の違い、生活の違いなども、その時は、いちいち全部新鮮で、おもしろがってました。その後の外国生活も、もちろんストレスはあるけど、おもしろがる部分の方が大きかったです。
さらみさん
さらみさん、

その同級生の方のコメントは「なるほど」ですね。わがままでないイタリア人は見たことがありませんが、さらみさんの、習慣の違いを楽しむその余裕というか、懐の深さ、柔軟性が海外生活には欠かせないのでしょうね。実はこうした柔軟性は意外とヨーロッパ人でさえも持ち合わせている人は多くないかもしれないなと最近思っています。
初めまして、Brussels在住2児の母です。
90年代中頃より、住居の定まらない生活中。
カナダ→アメリカ→日本→ベルギー、海外居住中は、イワユル駐妻です。
北米とヨーロッパの違いを、頷きながら楽しく読ませて頂きました。
Bru.では、2児の手を引いた私の目の前で閉まるドアに憤慨。5mの距離に近づいても目を合わせない、アパートのヨーロッパ人(何人家は不明)に驚いたり。
せかっく身に付けた西洋マナーが、実はヨーロッパでは北米程じゃなかったんだと、知りびっくりしたり、怒ったりしています。
日本人の私が、勝手にヨーロッパでガッカリしてますが、よく考えたら、日本よりはずっとマナー良いんですよね。
ベビーカーを押してても、上司にドアを開けた男性が、私の目の前で閉めて通過するし、視線なんて合わせないのは日本では普通。
国外に住んで、北米流を勝手に私が期待しているだけ。気づいてはいるけど、結構怒ってます。でもこの話、初めての国外がヨーロッパの人には通じないので、仕方がないので夫に話してストレス発散してます。
愚痴っぽくて、失礼しました・・・。
魔女ジニーさん
魔女ジニーさん、初めまして。カナダ、アメリカと来れば、ヨーロッパ(特に大陸)の無愛想さに愕然となさったでしょうね。ただ、イギリスはアメリカに近いか、譲り合いのマナーなどはアメリカ以上だと思いますよ。

それにしても、日本人のマナーのなさ(悪いというより、知らない)は特にドアに関しては本当にギャップを感じますよね。自動ドアが多いことの弊害か、歴史的にふすまなどのスライドドア文化のためか。日本で英米風にドアを開けて次の人を待っていると逆に奇妙な表情をされることもあります。

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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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