Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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旅行サイト大手のExpedia.deがヨーロッパのホテルを対象に観光客をランキングしたアンケート結果を発表している(ニューズウィーク8月29日号に関連記事)。いくつかポイントを絞って見てみる。まず、日本人はおとなしくて上品な観光客だということを示すランキング。

上品な旅行客
日本人 20%
ドイツ人 12%
アメリカ人 11%

不平が少ない
日本人 26%
中国人 8%
オランダ人 5%

静かで控えめ
日本人  39%
中国人 9%
スイス人 8%

と、この辺りはダントツで日本人がトップである。中国人もランクインしているところを見ると言葉ができないことがおとなしさの一因か。他にも「きれい好き」ランキングでも日本はドイツ人に続く二位である。

一方、評判がかんばしくないのが、イギリス人。

下品
イギリス人 13%
ロシア人 12%
中国人 8%

部屋をちらかす
イギリス人 14%
中国人 13%
アメリカ人 12%

不平が多い
アメリカ人 27%
ドイツ人 15%
イギリス人 12

うるさい客
イタリア人 22%
アメリカ人 20%
イギリス人 16%

服装がださい
アメリカ人 30%
イギリス人 15%
ドイツ人 7%


というわけで、アメリカ人とイギリス人の服装がださいというのには思わず納得。イタリア人がうるさいというのにも笑ってしまう。では一方、おしゃれな観光客はというと、

おしゃれ
イタリア人 41%
フランス人 13%
スペイン人 6%

イタリア人がダントツで、フランス人が続く。これも納得か。

こんなランキングもある。

現地の言葉を使おうとしない
フランス人 33%
イギリス人 14%
イタリア人 7%

これにも思わずなるほど。先日家族で京都のホテルに泊まっていたとき、フランス人家族と乗り合わせたのだが、bon soiréeと挨拶された。反射的にこちらもフランス語で挨拶を返したのだが、これは立場が逆ではないか。日本にいて、日本人に話しかけるのだから、普通フランス語で挨拶はしないだろう。日本人がフランスに行って、見知らぬフランス人に日本語で挨拶をするだろうか。逆に「現地の言葉を使う」ランキングでは、アメリカ人とオランダ人がトップ2。オランダ人は分かるが、アメリカ人が意外。

というわけで、総合ランキング。

世界のベスト観光客
日本人 65%
アメリカ人 21%
スイス人 18%

と、日本人はダントツで評判がよい。アメリカ人はださくても、お金使いがよいことが高感度アップにつながっているのだろう。

世界のワースト観光客
フランス人 29%
インド人 19%
中国人 18%

イギリス人が出てこないが、なぜかフランス人がダントツでトップ。調査元がExpedia.deというドイツの会社だからかもしれない(笑)。インド人が唐突にここに顔を出してきている。

日本人はお金は出すが、不平は言わない、ということで、評判は非常によいのだが、ちょっとなめられているような気がしなくもない。上品であることはよいことだが、言うべきことは言いましょう。
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コメント

日本人は集団主義で規律を乱すのを嫌い自分から意見を言はないのでそれが一つの理由かもしれませんね、そう言えば知り合いのアメリカ人に「日本人は何故皆で同じ事をするの?」と聞かれた事があります。
そうですか。 日本人はダントツで評判がいいのですね。 そちらの言葉が話せない人が多いので、コミュニケーションがうまくできないということもあるのでしょう。
それにしても最近は中国人の旅行者をヨーロッパで見かけることが多くなってきましたね。 数年前はほとんど見かけませんでしたが・・・
ヨーロッパは最近の調査で中国人にとって外国では一番人気とのこと。
最近行った中国旅行でマッサージをしてもらった女性(20歳前後)が一番行きたいのはフランス、特にモンサンミシェルだと言っていたことが印象に残っています。
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世界観光客ランキング考
このような結果になる原因は。私には、少し大げさな言い方ですが、日本の社会システムに原因の一端があると思います。
日本では、サービス業であるはずのホテルやレストランから、航空・鉄道会社迄が、組織優先のルールで運営され、個人はそれらのルールに従わされ、個人的なサービスを受けた経験が少ない。役所とサービス業の違いは、後者が口先で有難うと言い頭を下げるぐらいではないでしょうか。それが外国に行っても受身のサービスに満足する習性となっている様に思います。
飛行機の同じ路線で比べても、日本人ばかりの乗客の場合と、欧米系の乗客が大半の場合で、クルーの注意力が異なる経験はありませんか。
それから、Expediaですが、ホテルの予約で以前何回か使ったことがありますが。ホテルの評価が不明確で現在は利用していません。Expediaを利用する欧米系の客の質そのものが悪いという傾向はありませんか?
ARDさん
日本人は集団主義なので自分だけ意見を言ったりしないということは、ことツアーの団体客にあてはまりそうですね。たとえホテルについての苦情や問題があったとしてもすべてツアコン任せでしょうから。

日本人はなぜみな同じことをするのかということですが、日本人は自分が周囲みんなと同じでないと不安を感じる国民性ですからね。独立心旺盛な欧米人には理解されにくい感覚かもしれません。
WORLD_TOMOさん
数年前に中国人の海外旅行が自由化されてから、世界中で爆発的に中国人旅行者が増えていますね。特に欧州はすごい増え方のようです。先日京都に行きましたが、そのときもすれ違う人の大半は中国系でした。

モンサンミッシェルも、いまや大挙して押し寄せる中国人でいっぱいなのかもしれません。
Travelmaniaさん
おっしゃるように、日本人団体は何かホテルに不満があってもその場で言わずに、後で旅行会社に苦情を申し入れるというパターンが多いのかもしれませんね。一箇所に連泊ということもツアーであれば少ないでしょうから、その場でごねてもしょうがない面もありますし、他のツアー客への配慮も気になるのでしょう。あと、思ったのですが、ヨーロッパのホテルのアンケートなので、日本人は団体の若い女性とお年寄りが中心な一方、欧州は老若男女貧富まんべんなく、アメリカ人はお金持ちの夫婦といった感じで、人員構成に偏りがあるということは考えられますね。
Spaceglowさん
日本人が受身のサービスに慣れており、満足してしまっているというご指摘、なるほどと思いました。確かに組織優先でマニュアル主義のサービスともいえないサービスがまかり通ることが多い日本だと思います。キャビンアテンダントの注意力の違いについては私は気がついたことがないですが、欧米系の客が多いほうがクルーに緊張感がでるということでしょうか?

Expediaは私ももうこの6-7年お世話になっています。世界一大きな旅行サイトですから、カバーしているホテルの数は多く、利用客も幅広いと思います。ただ、格安を売りにしていますから、客層はそれなりに若いと思います。今回のデータはExpediaのスタッフ(もしくは代理人)がヨーロッパのホテルマネージャーにアンケートをとった結果であり、特にExpediaで予約した客についての回答というわけではないと思います。
小奇麗でおとなしい日本人といったところでしょうか?このアンケートで意外だったのが現地の言葉を使おうとするのがアメリカ人という点です。
アメリカ人が英語圏ではない所に旅行に行き、話せない人になんで英語を話さないんだ、世界の共通語だろう的なことを言っていたと以前読んだか、聞いたかちょっと曖昧なのですが、記憶に残っていたものですから。色んな見方があるので評価は難しいですが、このアンケートの結果は決して喜んでいいことではない気がします。日本人として。
makreleさん
そうですね。アメリカ人やイギリス人といった英語圏の人は言葉が通じやすいので、世界中どこへ行っても英語で通してしまうという印象が強いですから、この結果は少々意外でした。ヨーロッパに観光に来ている日本人はおとなしい人が多いんでしょうね。
お久しぶりです!
日本人の印象はなるほどと納得。
アメリカ人の現地の言葉を使おうとする、てーのもプチ納得。学生の頃京都に住んでいたのですが、観光客、特にアメリカの人って覚えたての日本語を盛んに使ってたって印象がありますね。すごく可笑しいんだけど(使い方が変だったり、発音が変だったり)それがまた好印象でもありました。
だって所詮他国語、パーフェクトに喋れるはずがないんですもの。
・・・だからウチもその精神?でカタコトへなちょこ会話で旅しております(笑
そうそう、先日スペインで知り合った人に「日本語知ってるよ~!」って言われたんですが、その日本語ってのが「もしも~し!」・・・。しかも受話器持つフリ付きで。いや、確かに日本語なんですけどね?苦笑
ふうさん
このランキングはヨーロッパのホテルのマネージャーへのアンケートに基づいています。アメリカ人が現地語をよく使うというのは、遠いアメリカからわざわざヨーロッパまで遊びに来る人には、海外旅行が好きな人が多いからではないでしょうか。フランス人やイギリス人は同じヨーロッパですから、現地語をさほどリスペクトしないのではないかと思いました。

「もしもし」という単語はとても外国人の耳には奇異に聞こえるようですね。私の知っている人にも「もしもし」を真似する人が何人かいましたよ。面白くて変な単語ですよね。確かに。

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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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