Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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今日はドイツやフランス、北欧などのヨーロッパの主なキリスト教国ではキリスト昇天祭という祝日である。一方、イギリスやスペイン、ロシアなどは関係なく通常通りである。

一昨日、ヨーロッパ各国の事務所から人が集まって会議が行われたのだが、その夜みんなで食事をしながら各国の祝日の話になった。日本では国民の祝日が15日あると話すとみんなに驚かれた。一般的にヨーロッパから見ると、日本は祝日が多い国である。イギリスは9日しかなく、ドイツでも11日だけである(ポルトガルは例外的に多くて16日もある)。日本はそれに加え、一般の会社ではお盆やゴールデンウィーク、年末年始など、祝日でなくともオフとなる日が結構あるので、これらを足すと年間の祝日は20日を超えるだろう。それ以外に有給休暇が与えられるので、土日を足すと年間150日をも休みにすることは不可能ではない。

そうしたことを話すと、一般的な働き蜂の日本のイメージとは異なり、なんと休みが多いすばらしい国だとみんな驚くのだが、実態はちょっと違って、有給休暇の取得率が日本は欧州各国と比べるとおそらく驚くほど少ないと思われる。私は日本に居るころ、有給休暇を使ったことは年間3日もあったかどうかだし、有給休暇を使い切るなどということは考えたこともなかった。こちらヨーロッパでは有給休暇は労働者の当然の権利とされるので、みんなフルに活用しようとするし、監督官庁の目も厳しいので、使い切らない人には会社から勧告が出されるのである。日本では各自の自主性に任せると誰も休もうとしないので、国が祝日を増やしているのではないかと思われる(みんな一緒に休めば怖くないというわけだ)。

私のような日本人駐在員は、日本時代の癖が抜けずに有給はあまり使わず、一方で国や会社の祝日は日本よりもはるかに少ないということで、年間で休む日数は日本にいるころよりも少なくなっていると思う。損な性分である。

世界の祝祭日:ジェトロのホームページ
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コメント

定年後の生活
T.I.さんは、現職の働き盛り、おそらく仕事仲間も同年輩の人たちと思いますが、高齢で職を離れたときの生活について話題をもたれたことはありますか?
ヨーロッパの多様な社会では、人それぞれの希望を持っていると思いますがどうでしょうか。
定年退職をした私と同年輩の食事会で、私たち夫婦は退職後、念願の毎年1ヶ月ほど旅行をすることを続けて6回目になると話したら、大変な金額が必要だろうが収入があるのかと聞かれ、在職中に貯めた資産を使っていると答えたら信じてもらえなかったようでした。
どうも、資産を、純粋消費の旅行などに使うことは理解されないようです。
最も、最近は退職金の一部を使って定年旅行と称し、海外ツアー旅行をする人は見かけるようになりました。やはり周りの人がすることでないと安心できないのかとも思います。
水上某氏の新刊で、人生を区切りをつけて考える・・と言う内容の本が紹介されていました。
大雑把に言うと、学ぶ時期、働く時期、充実させる時期、死の準備をする時期・・・だそうです。
働きながら遊ぶのではなく、働いてから遊ぶのでしょうね。
最近は年間就労計画を立てる企業が増えて祝日即休日とはならないところも有るようですよ。
休みが増えると、仕事に差し支える、と言う考え方も有りますし・・・。
どうなんでしょうね、お休みが固まって有るの・・・。
調子が出ませんよね。学生さんも新学年そうそうですから・・・良いのか悪いのかですね。
Spaceglowさん
先日、私の部下の父親が最近会社を定年退職して、その後の生活ぶりについて話を聞く機会がありました。バイクが趣味のオランダ人ですが、引退してからバイク仲間と一緒にスペインはサンチアゴ・コンポステラ経由ポルトまでへの2500km、一ヶ月間のツーリングを企画して、今月実行に移すそうです。

これはほんの一例ですが、ヨーロッパでは老後の時間を利用して旅行を楽しんでいるカップルを多く見かけますね。日本人でも老後の欧州旅行を楽しんでいる人を多く見かけますが、なぜか男性がいなくて、女性だけの団体が多いような気がしますね。欧米では夫婦帯同が主流ですが。
華さん
>休みが増えると、仕事に差し支える、と言う考え方

これは、ヨーロッパの人の価値観には見かけないような気がします。休みがあればできるだけ休むのが当然の権利と考え、休みがあるから仕事もがんばれるし、能率も上がるとこちらの人は考えます。日本人のように長時間働くことは彼らには信じられないようですね。ヨーロッパで働いていると、そのあたりの日本人としての価値観がゆるぎますね。

済みません、訂正です。
水上某氏ではなく五木某氏でした。

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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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