Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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イギリスとドイツで車を運転して感じるのは運転マナーの違いである。ドイツ人の運転というのは基本的に相手に道を譲るということをしない。逆にイギリスではこちらが申し訳ないと思うくらい道を譲ってくれる。ちょっとすれ違いがしにくそうな狭い道にさしかかると、対向車はたいてい手前で止まってこちらにパッシングし、先に行けと譲ってくれるのだ。すれ違うときにはお互いにこりと微笑みかけるのがマナー。これは合流でもそうで、合流してくる車や右折待ちの車があればすっと止まって入れてやる。人が横断歩道にいてこちらが低速であればたとえこちらが優先でも止まって渡らせてあげる車が多い。これはおおむね歩行者でもそうで、前にドアがあれば先に開けて次の人が来るまで待ってあげたり、すれ違いしにくい狭いところであれば、対向する相手を先に行かせてあげる。こうしたマナーは老若男女を問わず、子供の頃からイギリス人は徹底されている。

ドイツの運転はそういう謙譲の精神で言えばイギリスには大きく劣る。自分が行けるんだったらとにかく先に行くし、相手が待っていてくれても合図の一つもしない人が多い。合流では本当に仕方ない場合以外なかなか入れてくれない。イギリス風に入れてやろうとこちらが止まったりすると相手は意外そうな顔をして躊躇して入ってこない。そしたら後ろから早く行けとクラクションが飛んでくる。アウトバーンの速度無制限エリアではみんな超高速で走るので、もたもた140-150km/h程度で追い越し車線を走っていると200km超の車に激しくあおられる。一時が万事こんな感じで、イギリスでの運転に慣れてからドイツに来ると、ドイツ人は運転マナーが悪くて愛想もなくて感じが悪い、となる。この辺りは日本人の運転もドイツ人に近いのではないか。

ただ、ドイツ人がドイツ人らしいなと感じるのは住宅街などでの速度遵守である。アウトバーンであれだけめちゃくちゃに飛ばすのに、住宅街の30km制限道路では前がすいていてもきちんと30kmで走る。基本的にルールには厳格なのである。逆にイギリス人の方がそのあたりはルーズで柔軟だ。また日本人も住宅街だからといって律儀に低速運転に徹したりしない。

こう見てみると、ドイツ人は決められたことはきちんと守るが、それ以上のことはしない一方、イギリス人はルールそのものよりもマナーが重要視されているようだ。日本人はそのどちらでもなく、残念ながら双方の悪いほうに似ているように見えるのだがどうだろうか。
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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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