Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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昔学生の頃、トルコやエジプトを旅行したことがあり、安食堂や安宿をはしごしていたのだが、そういう食堂の片隅に置かれたTVでは、なんとも派手で仰々しいメイクとスパンコールぎらぎらの衣装の太った女性がアラビックでエスニックなメロディを熱唱していたものだ。それをぼんやり眺めながら、なんとも日本の演歌にそっくりだなあと感心したことがある。(余談だが、エジプトのカイロではバングルスの”Walk Like an Egyptian”の現地カバー曲をラジオで耳にしたこともある。)おそらく、日本の演歌番組を外国人が見ると同じようにエスニックに感じるのだろう。

「エスニック・キャピタル」ロンドンにいると、アラビックなメロディやインド風の音楽というのを耳にすることがよくあるのだが、同時にロンドンの音楽シーンではエスニックなものと現代のクラブミュージックが融合する動きもあり、ここ10年ほどはニティン・ソーニーNitin Sawneyがその代表選手の一人といえるだろう。

この人はインド系移民の家庭に生まれたロンドン育ちで、イギリスに何百万といるインド系移民のアイデンティティを持つ。Drum’n Bass風のスピーディでダンサブルなビートに乗せて、本人は主にキーボードにピアノ、そしてフラメンコギターなどを演奏し、そこにインド系の民俗音楽独特のヴォーカルが絡む。スリリングでメロディアスな曲展開。エレクトロなダンスミュージックと民俗風メロディのミスマッチの妙、そして詩にこめられた、マイノリティとしての鋭く、思慮深い社会的メッセージなど、すべてが新鮮で印象的である。日本でも人気のある人だが、イギリスのインド人社会を間近に感じながら聞くとまたさらに印象深くなるだろう。「ワールド・ミュージック」アワードなどを獲得しているようだが、エスニックで片付けられることが多い「ワールド・ミュージック」ではなく、いわゆる昨今のグローバル化を象徴する存在として、「グローバル・ミュージック」とでも呼びたいところである。

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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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