Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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12世紀から16世紀ごろにかけて、欧州の貿易を取り仕切っていたハンザ同盟。貿易で富をなした都市の同盟であり、多いときには欧州の200を越える都市が加盟していたという。その中でも盟主とされたのがリューベックで、ブレーメンやハンブルグといった北ドイツの都市が中心メンバーとして、その強大さゆえに高い自治権を獲得していた。他にもストックホルムやタリンといった北海、バルト海沿いの港湾都市の大半、さらにはデュッセルドルフやケルンといった河港都市もそこには含まれた。15-16世紀の大航海時代に飛び込むと、海洋貿易の中心はアフリカ、アジアへのアクセスがよいスペインやポルトガルといった南欧に移り、ハンザ都市は急速に権勢を失う。最後には6都市が代表を送るだけとなり、17世紀の会議を最後に同盟は消滅する。

ハンザ同盟の中心都市はどこもとても立派な市庁舎(ドイツ語でRathaus)を昔から持っており、それらは今でも街のシンボルとして中心に位置している。今回初めて知ったのだが、こうした北部ドイツの市庁舎の地下にはたいていレストランがあり、特にハンザ都市のものは立派で、重厚な雰囲気の中、伝統的なドイツ料理を楽しめる。写真はハンブルグ市庁舎とその地下のレストラン。
ハンブルグ市庁舎 市庁舎地下のレストラン


先週回ったのはリューベック、ブレーメン、ハンブルグ、ツェレ、ハーメルン(後者二つはハンザ都市ではない)の5都市。それぞれ特徴がある街であるが、その中でもリューベックが特に印象に残る街だった。周囲を運河で囲まれた世界遺産、リューベックはさほど大きくはなく、徒歩圏内に見所が集まる。とりわけ今回私たちが感銘を受けたのは市庁舎の裏にあるマリエン教会だ。高い双子の塔を持つドイツで三番目に大きな教会で、内部のパイプオルガンは世界最大級とされ、バッハもここを訪れている。大戦で戦火に包まれ、その時に爆撃を受けて落下破損した鐘がそのままの形で展示されている。数多くの教会を見てきているが、ここの教会は一見の価値あり。

リューベックの町並み 世界遺産リューベックを囲む運河


マリエン教会内の世界最大級のパイプオルガン 爆撃で破損したマリエン教会の鐘

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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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