Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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モナコという国はタックスヘブンとして知られる。モナコの銀行口座に一定額以上の預金をして、不動産を所有していれば市民権が得られ、他の国ならば取られる高い所得税から逃れることができる。世界中からこの国に金持ちが集まるのはそのためだ。F1ドライバーの多くがモナコに居を構えていることはこの事実と無縁ではない。鈴木亜久里も現役時代ここに住んでいた。

この国ではVAT(付加価値税)は19.6%であり、フランスと同額。ところがこの税金収入は丸ごとフランス政府に納入される。その見返りとして、モナコはフランスの電話、郵便、電気、水道といったインフラを使用することができるという契約を結んでいる。VATの多くは他国から遊びに来る観光客が落としてくれるわけだから、モナコ国民のライフラインへの負担は相対的に軽くなるという仕組みだ。観光立国である小さな国の知恵である(金持ちにやさしい国だ)。フランス人に言わせれば、モナコがすぐお隣のイタリアのインフラを使わずに、フランスを選んだのは正解だということになる(イタリアのインフラはお粗末だと小ばかにしているのだ。もちろん冗談半分である)。
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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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