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クリスマスから年末にかけて、フランスのロワール地方にドライブに出かけた。ロワール川沿いに中世の古城が点在することで有名な土地だが、今回の旅ではそれらの世界遺産の古城群を見て回ることができた。

ロワール地方は古城にまつわる歴史がとても興味深い。

ロワール地方は古城にまつわる歴史がとても興味深い。
15世紀のシノン城では、当時17歳のジャンヌ・ダルク(フランス語でJeanne d’Arc = 英語名Joan of Arc)が当時のシャルル七世王と初めて謁見を許され、イングランドとの百年戦争に連戦連敗していたフランスを勝利に導くきっかけの舞台となった。アンボワーズ城に起居して16世紀にフレンチ・ルネッサンスを花開かせたフランソワ一世は晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチをローマからこの地に呼び寄せ、それが驚異的なシャンボール城の設計に生かされているという。ダ・ヴィンチは今もアンボワーズ城の礼拝堂に眠っている。アンリ二世の寵愛を受けた絶世の美女ディアーヌはシュノンソー城を与えられるが、王の死後、王妃カトリーヌ・ド・メディシスがディアーヌをショーモン城に追いやって自らがシュノンソーの主に納まり、ここは後世『貴婦人の城』と呼ばれるようになるのである。

そのほか、中世のフランスの城にスコットランド兵が駐留していたという説明をパンフレットで知り、なぜだろうかと調べてみると、フランス王フランソワ二世の王妃がスコットランド王家出身のメアリー・スチュワートであったためだったようだ。彼女はさらにイングランドの王位継承権を主張していたという話もあり、イングランドに対抗するためにフランスとスコットランドが手を結んでいたことが伺える。こうしたところに欧州の複雑で歴史的な緊張関係が垣間見るのである。

そのほか、中世のフランスの城にスコットランド兵が駐留していたという説明をパンフレットで知り、なぜだろうかと調べてみると、フランス王フランソワ二世の王妃がスコットランド王家出身のメアリー・スチュワートであったためだったようだ。彼女はさらにイングランドの王位継承権を主張していたという話もあり、イングランドに対抗するためにフランスとスコットランドが手を結んでいたことが伺える。こうしたところに欧州の複雑で歴史的な緊張関係が垣間見るのである。
コメント
ヨーロッパの古城ですか、いいですね。一度は行ってみたいです。
世界遺産の古城といえば、同じく世界遺産の沖縄の琉球王朝時代のグスク(城)群を5年前に見て廻ったことがあります。
そのとき城の石垣の高いところに立ち、遠い昔の人も同じ空の下で同じ風景を見たと想像するだけでロマンを感じました。
日本も沖縄も欧州も離れているのに、中世の為政者が同じように後世に残る堅固な城を建てたというのも面白いなと思います。
世界遺産の古城といえば、同じく世界遺産の沖縄の琉球王朝時代のグスク(城)群を5年前に見て廻ったことがあります。
そのとき城の石垣の高いところに立ち、遠い昔の人も同じ空の下で同じ風景を見たと想像するだけでロマンを感じました。
日本も沖縄も欧州も離れているのに、中世の為政者が同じように後世に残る堅固な城を建てたというのも面白いなと思います。
aoさん
私は行った事がありませんが、琉球文化も独特で興味深いですよね。異なったエリアで同時発生的に似たような文化が生まれるということも不思議なことです。
フランスの場合、中世以前の統治が安定する前までは城は強固な要塞として建てられていますが、百年戦争以降、治安が安定してからは華麗な宮殿のような城が次々と建てられています。シャンボール城などは狩猟と宴会のためだけに30年もかけて建てられて、結局あまり使われなかったというのですから驚きです。為政者に富が集中する仕組みだったからできる贅沢ですよね。
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