Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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一般的に列を作るの(queuing)が“うまい”イギリス人だが、先日知り合いのイギリス人がパリに行ったときに、フランス人が列を作らずに割り込みや順番の奪い合いをすることにあきれて愚痴っていた。秩序を重んじるイギリスでは、列(queue)を作るのは当たり前で日常的な行為。郵便局でも銀行でも、トイレでも礼儀正しく並ぶ。並び方も合理的で、窓口がたくさんあるある場合は窓口ごとに並ぶのではなく、列は一本にして、あいた窓口から一人ずつ呼び出す仕組みが採用されていることが多い。だからたくさんある列を見比べながら、どの列に並ぼうかと悩む必要がない。エスカレータや空港のムービングベルトでも、”Stand on the right”と表示があり、歩く人は左側、歩かない人は右側にきちんと立つようにしつけられている。

一方日本人も、列車を待つときにドアごとにきちんと整列する姿がこちらでも報道されたり、話題になったりするが、列をきちんと作る国民として欧米では認識されている。

イギリス人や日本人のこうした習慣は、子供のころからの教育や、周囲の行動を見ながら社会規範として自然と形作られるものだと思われるが、世界的にはマイノリティの部類ではないだろうか。だから、日本人はイギリスのシステムにはなじみやすいし、逆にきちんと列を作らないフランスなどでは割り込まれたりしてストレスを感じる。

ちなみに、日本では背の低いもの順に並ばせたり、”前にならえ”をさせて列をきれいにまっすぐにさせたりするが(最近は知らないが私の子供のころはそうだった)、これはちょっとやりすぎではないかと今では思っている。ここまでやることにどういう意味があるのか?と疑問に思う。「前にならえ」「横にならえ」をさせて列からはみ出た子供を叱る。いつも前に立つ小さな子はコンプレックスを感じないか。私はそうしたささいなところに日本社会が抱える「窮屈さ」を感じてしまう。
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コメント

列を作る
久しぶりにコメントを差し上げます。
私の住む中部地方の、特に名古屋では列を乱すことでひんしゅくをかっています。特に名古屋鉄道の名古屋駅は、狭い一つのホームに多方面に行く電車が長短入り混じって発着するのでなお更です。整然と並ばないのにもそれなりの理屈があるのかもしれません。
ところで、私が気になるのは、欧米の空港で混雑しているとき、無言で体に触られたり、時には押しのけられたりして、びっくりして振り向くと相手は大抵東洋人です。人口の集中している東京の様な都会ではそんなことにかまっていられないのかも知れませんが、私のように田舎で生活していると違和感を感じます。
アメリカ人の場合、そのようなときは声をかけて先に進むか、誤って他人に触れた場合には謝るとか、とにかく雑草を掻き分けるような行動はしない様に思います。
ヨーロッパではどうでしょうか。

ご存知の事と思いますが・・・エスカレーターの立ち位置、関西と関東と違います。関西は、右が立ち止まっている・・・関東では、左が立ち止まっている・・・。まああ、どちらでも良いのですが・・混んでいると、やはりどちらかが、楽ですか???
小学校の並び順、私はちびでしたので、いつも前になれは、左手を腰でした。別に劣等感を抱くでもなく、級長にもなっていたので・・・・便利でした。
却って背の高い子供の方が、気の毒であったように思います。(前で何が起こっているのか見えにくいとか・・)
人生何が幸いかなんて、簡単には決められないものだと思った事があります。
spaceglowさん
私の出身の大阪も、列に並ばないことで悪評が高いです。理由を考えてみましたが、物理的に並ぶスペースがあるかどうかは別として、東京の方が圧倒的に人が多いので、東京の方が生活上必然だったのかもしれません。こうしたことは長い時間をかけて、徐々に出来上がっていく習慣ではないかと思います。

日本人は体がぶつかることに無頓着だとよく言われます。イギリス人は体の接触に敏感で、ちょっと触れただけでも"Sorry"が出る習慣になっているようです。このあたりの比較をした本が出ているそうで、「いぎりすせいかつ」のchichiさんがブログで紹介されています。

http://blog.livedoor.jp/chichi_uk2002/archives/50681649.html
華さん
エスカレーターの乗り方は世界的に見て、関西方式が世界標準だという話をだいぶ以前私のブログでしたことがありました。急いでいる人にとってはどちらかがあいていてくれると助かりますね。(別にどちらでもいいのですが。)逆に急いでいるときにルールを知らない人にブロックされると、どこか他の地域の出身者かなと思います。

小学校の並び順、まあ何が幸いするかは本人に聞いてみないと分からないものですね。でも、日本の並ばせ方はちょっとルールが細かすぎるかなと思います。合理性を通り越して、子供を管理することに主眼が置かれている気がしています。
列について
当地シンガポールでは、バス、地下鉄で列をつくりません。でも、私はそれほどには気になりません。というのは、後から来たのに早く乗れることもあるからです(笑)。もちろん押しのけたりはしませんよ。バスも地下鉄もそんなに混んでいなんですよね。

日本の『前にならえ』は、現在の日本の小学校にもあるのでしょうか?私はどちらかというとこれには賛成です。集団の秩序を学ぶのは学校でしかできないからです。私は背は中くらいでしたが、背の低い人はこれが嫌いだとは思ったことはありませんでした。「前にならえ」ですから。TIさんは背が高いのかなと思いました。

一方で、集団で行動すべきで、個人で行動するなという考えには賛成できません。集団で行動することの非効率さというのは日本社会のいろんなところに顕著にあり、それによるストレスは非常に問題で個人的には大嫌いだからです。
おはようございます^^。小学生時の並び方は、同感です。悪いわけではないですが(きちんと並ぶ方が、スペースを有効に使える?!見た目が美しい?運動場からの出入りがスムース?いろいろ利点もあるでしょうけど。)、あそこまで徹底する必要もない気がします。人数の多い学校だと、”対策”は必要でしょうが、娘の通った学校を見ていて、日本の(私の経験)学校のような感じで並ばせてはいませんでした(さすが、英国系のせいか、一列もしくは二列にならんで、出入りする。)けど、それでも、充分 秩序が保たれていましたから・・・。それと、日本は、結構(きょうつけ、前習え、休め!」って言って、たたせたまま話を聞かせるけど、(帰国後に感じたのですが)みんな、立っていてもだら~っとしてしまって、見た目がすごく悪かった・・・いっそのこと座らせれば(腰を降ろさせる)いいのに、って思いました・・・。余談になりましたが・・・では!
>バスも地下鉄もそんなに混んでいなんですよね。

そうですね。列が必要かどうかのポイントの一つはどの程度混雑するかでしょうね。

学校が集団の秩序を学ぶ場であることはその通りですね。ただ、それが「前にならえ」でなければならないかというと、そこまで細かくこだわらなくてもよいのでは、という気が私はします。

集団で行動することが効率的かどうかという観点で考えたことはなかったのですが、興味深い視点ですね。私も、集団優先で個人が抜きん出るべきではない、といった雰囲気には賛成できない派です。
早速 chichi さんの「いぎりすせいかつ」を見ました。
”日本人は人とぶつかりそうになると、避けるのがとてもうまいんで有名だそうで”
今まで気が付かなかったのですが、改めてこう解説されると、私には思い当たるふしがあります。
現職時代、毎月東京に研究会があり、渋谷から井の頭線乗換で出かけたのですが、人にぶつかりそうになっていつもいらいらしたことを思い出しました。これは私のよけ方が悪くおそらく相手の人もいらいらしたのではないかと思い当たりました。これは日本人は、でなくて日本の都会生活者は、ということでしょう。
自分の知らない文化、習慣を理解するのは難しいことだと実感しました。また色々教えてください。
宇宙和里さん
そうですね。秩序や集団行動を学ぶのは大事だと思うのですが、細かいことにこだわりすぎるのはどうかと思います。大事なのはきれいな列をつくるかどうかではないはずですから。

生徒を立たせたまま話を聞かせる、日本では割とある光景ですね。教官や話し手が立っているのに、聞き手が座って楽をするのは失礼だという考え方があるのでしょうか。決して悪いことではないと思うのですが、それが逆にだらしなく見えるということだとあまり意味がないですね。
Spaceglowさん
”日本人は人とぶつかりそうになると、避けるのがとてもうまい”というくだりは私は思わず笑ってしまいましたが、私もかつての上司が長い海外勤務の後に日本に帰国して、東京は人とぶつかることが多くてよけるのが大変だとコメントしていたことを思い出しました。日本の都会生活者はやはり世界的に見て異常なレベルのストレスにさらされていると思います。

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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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