Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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イタリア通の知り合いが、フィレンツェに行くのならば絶対立ち寄るべきとアドバイスしてくれたのが、シエナ。トスカーナの丘の上に築かれた城塞の街はサン・ジミニャーノに似ているが、こちらの方が街の規模は大きく、建物の色はサン・ジミニャーノのベージュとは異なり、赤茶けたトスカーナ色である。町の中心部、カンポ広場に面した塔に登る。300段以上ある階段を二歳の息子を連れて登るのは重労働だったが、登るだけの価値はある風景だった。

Sienaのパノラマ Sienaのパノラマ



夕刻ここを離れ、車で一時間ほど北のフィレンツェに向かう。Firenzeは英語ではFlorenceと呼ぶ。『花の都』という意味なのだそうだ。地元サッカーチームはフィオレンティーナ(Fiorentina)で、中田も一時期在籍。15世紀にメディチ家の支配下、ルネッサンス芸術が花開き、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリ、アンジェリコ、ブルネレスキなどのそうそうたる『超』芸術家達が腕を競った街。以前、会社の人との雑談で、「この現代、もはや超がつくほどの天才芸術家というのは生まれ得ないのか」という話題になったことがあるが、この短い期間にこの小さな街で、なぜここまで多くの天才が同時に才能を開花させることができたのか、世界史、人類史の大いなる謎の一つではないだろうか。

Santa Maria Del Fiore教会のドーム 天井画-Firenzeのドーム


見事な建築物に絵画の数々、おいしい食事とワイン、魅力的なショッピングなどなど、見所満載のこの街だが、一つだけネガティブなことがある。
それは、とにかくどのような狭い路地にも車とバイクの往来があり、歩行者が常に緊張を強いられること。こちらは小さな子供を二人連れているのでなおさらである。狭い路地にも排気ガスが充満しており、風邪気味で咳き込みがちだった娘にはつらそうだった。

イタリアは日本に並ぶバイク王国でもあり、『ローマの休日』に登場するVESPAで有名なピアジオ(Piaggio)、二輪のグランプリで有名なカジバ (Cagiva)を初め、ドゥカティ(Ducati)、アプリリア(Aprilia)などなど、バイクメーカーには枚挙に暇がない。日本ではもう30年以上前に姿を消したのではと思われるオート三輪(!)も当たり前のように街を走っている。マニアにはこたえられないだろう。しかし、これら街乗りバイクの2サイクル・エンジンが発する音はけたたましく、とにかく騒々しいのがこの国の大きな街の特徴でもある。

フィレンツェの街灯

イタリアでは街灯のデザインも凝っている。獣のような足がついている。宮崎駿の『千と千尋の神隠し』に登場する街灯のように飛び跳ねそうだ。

Fiat500

イタリアではまだたくさん走っているFiat500。
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日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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