Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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ハリウッド映画など、英語で作られた映画を上映する場合、ドイツではドイツ語でdub(吹き替え)されるのがほとんどである。日本では映画館はsubtitle(字幕)、TV放映されるときは吹き替えが多いが、ドイツでは一部の映画館を除いて映画館もTVもほとんどが吹き替え版になる。ドイツ語吹き替えをする声優は俳優ごとに決められており、ドイツ人は、ブラピもトム・クルーズもドイツ語声優の声で覚えている。私など、二コール・キッドマンがドイツ語で話しているととても違和感を感じるのだが、それは逆も同様で、外国人が山田康夫の声のクリント・イーストウッドを見ればもっと奇異に感じることだろう。

しかし、このドイツの吹き替えの慣習はわれわれドイツ語ができない外国人にはなかなか不便だ。ドイツ語で吹き替えられたせりふは理解できないので、私がドイツで映画を見ることはおそらくない。マルチランゲージの切り替えができるDVDを見るだけである。

ではヨーロッパの非英語圏がすべて吹き替えばかりかというとそうではなく、オランダではTVも映画館も字幕中心で吹き替えをすることは普通ない。聞くとポルトガルなども同様で、字幕中心だ。フランス、スペインなどはどうなっているのだろうか。

英語のままで放送すると、字幕を読まねばならない観客、視聴者にとっては不便だし、目の不自由な人や文字をすらすら読めない子供などには不親切だ。そのため、日本では子供向け映画は吹き替えされることがほとんどだ。一方で、英語習得のために、英語の音声を普段から多く耳にした方がいいという見方もあるだろう。また、製作側の都合で見ると字幕のほうが安く早く仕上がるという商業的メリットはありそうだ。視聴者人口の多さなども関係しているのかもしれない。

このあたり、外国語(特に英語)への許容に対する各国の姿勢の違いが出ていてなかなか興味深い。
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コメント

どっちがいいのでしょう?!
お久しぶりです。
英語のできない私にとってはドイツの吹き替え助かりました。
でも日本語の映画は別でしたね。これにはすごく違和感を感じました。
その国その国の事情もあるでしょうし、その人その人で良し悪しが違いますね。
ach soさん
やはり、ドイツに住むのであればドイツ語を理解して当然、という考え方が前提としてありますよね。フランスやイタリアもそうではないかと推測します。でも、せめて映画館だけでもオリジナル音声にならないかなと思っています。私など、字幕でもよいからオリジナルの声で聴きたいと思うのですが、ドイツ人はそうは思わないのでしょうか。
そうなんですよね~、意外と 吹き替えしてしまう国ってあるんですよね~。 でも、日本に帰ってきてから、昔(小さい頃)は、なんとも思わなかったのに、ここ数年、TVでも、映画でも、金髪の人が、日本語しゃべるのに違和感を覚えてしまいます・・・、で、映画館では、結局、字幕(=吹き替えなし)を選んで行くのですが、日本語字幕があると・・・ついつい 目が行ってしまう・・・、やばい!と思いつつ、読んでいる・・・。(でも、同時に自分の耳に音も入ってるのが不思議なところ・・・)。 ま、日本では、日本語を勉強している外国人にとっては、良い練習場といえるでしょうし、また、その映画のオリジナル言語以外の国から来ている外国人にとっても、日本語(読むよりは、聞くほうが)の方が、助かる、っていう人も多いかもしれませんね。
宇宙和里さん
日本語字幕があると、ついつい読んでしまうという感覚、良く分かります。私もそうです。外国人俳優が日本語を話すと違和感感じますよね。やっぱり。

確かに日本語で字幕が出ても、たいていの外国人にはお手上げでしょう。ドイツでフランス映画を字幕で見ると・・・ほとんどまったく理解できないでしょうね。
日本では
日本のTVで放映される映画は確かに日本語吹き替えですが、バイリンガル機能があってオリジナル(英語)音声にもできましたよね?
ドイツのTVにはバイリンガル機能は無いのでしょうか?
字幕までとは言いませんが、せめて音声だけはとまだ日の浅い初心者は思うわけで・・・
ドイツ初心者さん
同感です。でも、ドイツやイギリスのTVには副音声というものはないようですね。ただ、Teletextというものがありまして、ボタン一つで画面に字幕を出すことはできます。耳の悪い人用に開発されたもので、ヨーロッパでは数十年前から利用されています。驚くのはスポーツ中継とか、生番組でも数秒遅れでアナウンサーのせりふが画面に表示されることです。誰かが同時通訳ならぬ、同時字幕を裏で打っているんですね。これ、イギリス在住時はTVを見るときに使うと英語の勉強になったものですが、ドイツ語だと読んでも意味が分からないので残念ながら役に立っていません。

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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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