Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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ドイツという国は連邦制がとられており、地方分権が進んでいる。そのため一極集中がなく、極端に巨大な都市がない。その代わり中規模の都市がバランスよく散らばっている。

とあるドイツ人が話してくれた。ドイツでは隣町同士がお互いをライバル視して競い合うことが多いそうだ。デュッセルドルフとケルンが良い例で、街の規模がさほど違わないこの二つの街は、アルトビールとケルシュビール、アイスホッケー、文化、歴史などそれぞれに自慢がある。
(ケルンはかつてローマ帝国の都市であったことを誇りにしている。ケルンという名前がローマ帝国の「植民地(英語でいうColony)」という意味であったことは広く知られている。)

他にもライン川沿いのマインツとヴィースバーデン、フランクフルトとオッフェンバッハのように、大きな川をはさんで向かい合う街同士にこうしたライバル意識があることが多いそうだ。こうした感覚、日本やイギリスの町でも多少はあるのだろうが、私はさほど強く感じたことはない。日本やイギリスは国全体が中央を向いて作られているためか、ドイツほど隣町をライバルとして強く意識しないのではないかと思ったのだが、どうだろうか。
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コメント

なるほど~、、、。日本は、、、たまに聞きますが、実際問題、どうなんでしょう?!今なんて、ろくに先行きを考えずして、とりあえず”平成の大合併”に乗じて、市町村が合併してばかりで・・・大きくなればすむもんでも ないとおもうのですけどね・・・。
ケルンとデュッセルですか~。そうですね、この近くにボンがあるのに、(かつて)首都であった割りに、目立ちませんしね~^^~。でも、私から見ると、フランクフルトとオッフェンバッハは、フランクに明らかに軍配があがりそうな・・・(単に、金融都市として有名なだけかしら?)気もします。ハイジに出てくるのも、フランクフルトでしたしね~。 でも、おっしゃるとおり、ビールが各町ごとにあるようなのには、驚きました、ライバル意識を持っていたかどうか、私はドイツ人ではないので、その辺は解かりませんが、それぞれの特色を出したいという現われ、繁栄を求めての成り行きだったのではないか、と思ったりしたものです。おかげで、違うところで、違うビールが楽しめていいですよね~^^。  
日本は、今東京1人勝ちのような状態です。しかし、日本人、全て数字に変えてしまいますが、例えば路線化、毎年8月1日に発表されます、そこで日本全土を網羅するほどの地価が比較される訳です。他にも、物価指数から一番生活しやすい都市、病院の多い都市、持ち家の多い都市、と全て統計が出ます。
面白い事に、住みやすいと思っている太平洋側の都市が良い訳ではなさそうです。
ましてや、東京と言うのは・・・・地価だけでしょうか・・・。
いずれにしても、数字好きの国民なのか、お役所が数字がすきなのか単体で、競争と言うよりも、日本全土で、比べる事は多いようですね。
でも、やっぱり東京は人間が多い。
ドイツは大都市に人や物が集中しすぎず、バランスよく散らばっているというのがよいところだと思います。それぞれの州や市に高い自治権が認められているので、お互いが独自の創意工夫で街の魅力を高めていくという努力がされているように思います。単なる合併で伝統を壊しながら経済合理性を追うよりも、今の自分たちの価値を高めていこうという努力が日本にもほしいですね。
華さん
おっしゃるように日本人は一つの基準ですべてを測って比べるのが好きですね。分かりやすいけれど単純で深みに欠ける。それによって他に価値ある何かが見落とされることってたくさんあるはずです。

もっと多様性を評価できる社会になり、各町が独自の発展を遂げれば日本ももっと面白い国になるのにと思います。
>>ケルンはかつてローマ帝国の都市であったことを誇りにしている。

ヨーロッパの人達にあるこの感覚が、よく理解できないんです。植民地という意識より、ローマ帝国の一員だったことに誇りを感じているのでしょうか?
別の国となっている今でもこの気持ちを持ち続ける人達(イギリスにもいたと思いますが)は、現在の国の別れ方、状態をどう考えているのでしょう?
castagnaさん
私もあまりよく理解できないのですが、おそらく悠久のローマ帝国の一部であった歴史ある都市なのだ、ということがプライドになるのではないかと思います。日本であれば奈良や京都が歴史の古さを誇る感覚かもしれません。

それが現在の分裂した姿とどうつながっているかということですが、かつてはローマの版図であったという意識が大欧州のアイデンティティ(ヨーロッパは一つだという概念)を支えているのかもしれませんね。

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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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