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先週の木曜と金曜はミラノに出張でした。大雨のドイツを発って一時間と少し、アルプスを越えるとイタリアは気温25度のよい天気でした。
ミラノ・マルペンサ国際空港からミラノ市内までは、特急電車で中央駅まで40分かかります。タクシーを使えば100ユーロ前後。成田ほどではないものの、ヨーロッパの大都市としてはもっとも市内から離れている空港のひとつでしょう。(ミラノにはもうひとつリナーテ空港という欧州域内線が発着する中規模空港があり、こちらはもっと市内に近いところにあります。)
ここイタリアでも、サッカー欧州選手権の試合の行方は市民の最大の関心ごと。ホテルに向かう途中、タクシーの中では運転手がドイツ対クロアチアの試合をラジオで聞いていましたが、イタリア語なのでこちらにはさっぱり。ホテルに着いてから、ドイツが2対1でまさかの敗北を喫したと知りました。
仕事を終えた帰り道も、中央駅に向かうタクシーに乗りましたが、そのタクシーがなんとトヨタのプリウスでした。よく見ると、市内各所で見かけるタクシーにかなりのプリウスが混じっています。イタリアのタクシーといえば、フィアットかアルファロメオと相場が決まっていましたので、ここまでたくさんのトヨタ車が使われているのは意外な発見でした。
ドイツではタクシーといえばメルセデスがほとんどですし、フランスならルノーにプジョー、シトロエンがほとんど。それぞれの国で個性的で独自性を誇るこだわりの車文化が出来上がっていますから、日本車が入りこめる余地はこれまで限られていました。そんな中、ミラノのタクシー業界にここまでプリウスが食い込めたのはなかなかエポックメイキングなできごとではないでしょうか。
実はプリウスに乗ったのは今回が生まれて初めて。イタリア人ドライバーの荒っぽい運転にも十分応えるだけの加速力を見せており、感心しました。運転手の彼もとても満足しているとのことでした。ガソリンが高く環境意識の高いヨーロッパのこと、今後ハイブリッドカーが入り込む余地はさらにありそうです。

