Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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公私にわたり忙しく、しばし更新が滞ってしまいました。

先週末はデュッセルドルフの日本クラブ主催によるソフトボール大会がありました。毎年春と秋に行われる恒例の大会。何チーム出場するのか、正確な数は把握していませんが、60−70チームは出るのではないでしょうか。当然出場するのは99%日本人です(外国人もお金を払えば出場できます)。広い芝生のグラウンドに大変な数の日本人が家族ともども集まってきます。取引先の会社のチームもあれば、なじみの日本レストランの店員さんチームがあったり、日本人幼稚園の先生チーム、日本人小学校先生チーム、インターナショナルスクール日本人高校生チームなどもあります。とにかく日本人だらけ。私は会社のチームで2番ショートでフル出場し、6打数3安打とまあまあでしたが、決勝トーナメントには進めず。

しかし、これだけの日本人が一箇所に集まってドイツでこんな大会を開くのも、妙なものだなと、毎回少し違和感を感じるのも正直なところ。でも、アメリカに長く駐在していた人に聞くと、カリフォルニアやニューヨークでもこの手の日本人クラブ主催のイベントはあったようです。私が前にいたロンドンでは、確かゴルフコンペがあったような。

日本クラブというのは現地に進出している日本企業などが中心となって運営している非営利団体で、イベントを企画したり、会報を発行したり、コミュニティセンターを運営したりして、日本人コミュニティの中核となっています。ロンドンでは日本人診療所も運営しています。個人会員と法人会員があって、日本人在住者であれば会費を払えば誰でも入会できます。加入者名簿も発行しており、それを見ればどの企業に何と言う日本人がいるのか、一目瞭然。つい数年前までは、会社名のみならず、家族全員の名前から自宅住所や電話番号まで公開されており、正直おののきましたが、最近はさすがにそこまでのプライバシーは公開されていないようです。

という具合に、海外では、日本に住んでいればまず生まれない横のつながりが、日本人であるというだけで生まれます。日本クラブは元々、不安で不便な海外生活を日本人同士で助け合おうという精神で生まれたのでしょう。ただ、国際化が進み、情報化も飛躍的に進んだ昨今では、その存在意義は以前よりも薄れ、今後はつながりも緩やかなものにならざるを得なくなるのではないかと私は感じています。今後、こうしたコミュニティがどうなっていくのか、興味深いところです。
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TI

Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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