Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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デンマークのコペンハーゲン空港は海に面しているが、離陸直後に飛行機の窓から下を覗くと、海の上に真っ白な風車が一列にずらりと並んでいるのを目にすることができる。青い海に風車は白く映え、妙に現代的な美しさをたたえてぐるぐる回っている。

ドイツの郊外を車で走ると、やはり緑の丘や草原の上に無数の白く巨大な風車が回っているのを目にすることができる。早く回っているものや、のろのろと回っているもの。止まって動いていないものもある。

ここでいう風車はオランダのあの風車ではなく、すべて風力発電の風車。英語では前者はWindmill、後者はWindturbineと呼ばれます。最近ではヨーロッパのいたるところで上のような風景を見ることができます。もう慣れてしまいましたが、初めてドイツで見たときはとても印象的でした。特に多いのは環境対策に熱心な北欧とドイツ。イギリスやフランスでは見かけたことがありません。

この風力発電システムを作っている世界一のメーカーはデンマークのVesta社。世界シェアの4割以上を握ります。それにドイツのSiemensが続きます。デンマークやドイツが風力発電に熱心なのは、こうした企業活動と戦略的に関係しているのです。

ヨーロッパはどこも基本的に気候が安定しています。嵐といってもかわいいもの。台風もなければ竜巻もめったに来ません。しかも土地に起伏が少ないので、風通しもよく、風車を設置できる場所は無数にあるという環境も風力発電の普及に適しているのでしょう。

こんなムービーがあります。気象条件の厳しい日本ではこうなってしまうのでは、と心配になってしまいます。



これはデンマーク製の風車。日本では、規模は小さいながら三菱重工が風力発電システムを作っていますが、強風対策はもちろんなされていますよね?
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TI

Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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