ガソリンが3年で倍の価格。車以外の代替交通手段がほとんどないアメリカではこの価格上昇は家計を大きく圧迫する。しかもアメリカの車はどれも燃費が恐ろしく悪い。私がアメリカ時代乗っていたフォードはリッター6-7キロ。アメリカで四台に一台といわれるSUVになるとさらに悪い。トヨタやホンダのハイブリッドカーが注目を浴びるゆえんである。
CNNでは地球温暖化の特集ドキュメンタリーを放送しており、そこではKyoto Protocol (京都議定書)にアメリカが署名を拒否したことも批判的に取り上げていた。論調は完全にエネルギー節約。ただ、その一方でCNNは数日後には、ハイブリッドカーが実はそれほど経済的でも環境にやさしいわけでもない(ハイブリッドカーのスピードが遅すぎて渋滞の原因になり、これが余計にガソリン消費を悪化させている、とかハイブリッド車は価格が高いのでガソリン消費が少なくても取り戻すには何年もかかる)という、どうもアメリカのビッグ3あたりの息がかかったようなちょうちんドキュメンタリーを放送予定のようで、このあたりは懲りない鼻持ちならないアメリカ(でも片方に偏りすぎないようバランスをとるアメリカ)といったところか。
Las Vegas5日目、午後のフライトまで少し時間があったので街を歩いてみた。二年前には建設中だったモノレールがもう完成しており、それに乗ってメインストリートのLas Vegas Boulevard( 通称”The Strip”)まで出て、そこから歩いてやはり最近完成したらしいFashion Show Mallというショッピングモールへ。専門店街を四つのデパート(Neiman Marcus, Bloomingdale, Saks Fifth Avenue, Macy’s) が取り囲むという典型的アメリカのショッピングモール。そこでお土産を買い、最上階のフードコートではお気に入りのSbarro のピザを久しぶりに食べることができた。
大人のエンターテイメントという印象が強いラスヴェガスだが、最近は子供向けイベントや、ショッピングセンターも充実してきており、家族連れも数多く見かける。しかし、やはりこの街の巨大さは桁違いである。The Strip沿いに並ぶ「超」大型ホテルの数々はそれぞれ巨大なカジノ、コンベンションセンター、劇場、ショッピングモールなどを中に抱え、上が宿泊客用の部屋になっている。映画”Oceans 11”にも登場したホテルBellagioやそのお隣のCaesars Palace などは端から端まで歩くと15分くらいはかかるし、広すぎて中で迷うこともしばしば。隣のビルが近くに見えるので、歩いてみたら実は距離があってなかなかたどり着けない。そう、まるで砂漠に浮かぶ蜃気楼のような街なのである。
Hotel Rioの屋上にあるバーVoo Doo から、ストリップのホテル街を望む。 
今月はシーザースパレスホテル内の劇場でセリーヌ・ディオンのコンサートが。
二年前にはなかったモール、Fashion Show Mall。 
中にビーナス・フォート風のモールがあり、運河をゴンドラで移動するホテル・ベネチアン。
最近オープンした高級ホテル、Wynnリゾート。窓があるのか??

三年前に離れたアメリカ、二年前にも何度か出張で滞在したのだが、もう忘れていることが意外に多く、ああそういえばこんな感じだったなと改めて思い出すことも多い。
まず、とてもアメリカ的だなと思ったのが、レストランでのウェイター、ウェートレスの対応。店に入るなり、満面の笑みで”Hey, how are you doing?”、オーダーが給仕されてしばらくすると”Is everything OK?”と聞きに来る。異様に愛想がよい。チップをはずんでもらうための作り物の笑顔と愛想だと言われるが、とにかくフレンドリーであることは確か。ヨーロッパにはない雰囲気である。
チップの習慣はアメリカでもっとも面倒なことのひとつ。イギリスでも一部残るが、基本的にチップの習慣はヨーロッパでは消えつつある。イギリスではレストランでは10%が上限、ドイツなど大陸ではおつりの端数を残すぐらい。アメリカでは15%が最低、できれば20%というのが標準。前にアメリカ人にきいたことがあるが、15%しかもらえないと結構不満なのだそうだ。レストラン以外でもベルボーイやメイド、タクシーを呼んでくれる人に渡す1ドル札など、空港に着いた瞬間から1ドル札を入手しなければと気になってしまうのがわずらわしいと思っているのは私だけではないだろう。
ともあれ久々のアメリカ、独特の雰囲気を久々に味わっている。
アメリカはこの二年間で四回目。そのうちラスベガスは三度。何度来てもクレイジーな街だと思ってしまう。しかし、ここに来るまでにちょっとしたトラブルが。
日曜の朝、自宅を出て空港に向かい、カウンターでバッグを預けようと思ったら・・・パスポートがない。
つい三日前にフランクフルトに出張に行って使ったばかり。妻に電話して見てもらうと、そのときに着たスーツの上着のポケットにあるというではないか。そのとき出発時刻の二時間前を切っていた。
大急ぎで、妻に車で空港までパスポートを届けてもらうことに。約30分後、妻が到着。出発一時間十五分前。チェックインは前日のうちにオンラインで済ませており、あとは荷物の預け入れだけだったので、なんとか間に合ったという次第。(妻へ:どうもありがとう。)
普段から出張が多いのでパスポートは常に携帯しているのだが、今回はうっかりしていた。油断大敵である。
世界中から35000人が参加するこのマラソン、今年は私の同僚の女性(前日のブログに登場)がマラソン初挑戦。彼女は昨年最愛の父親をガンでなくしたため、今年はガン患者を助ける団体のチャリティ募金のために走ることにした。目標である2000ポンド(42万円相当)を友人や同僚から集め、それを慈善団体に寄付することでマラソンへの参加資格を得るのだ。私も及ばずながら寄付。がんばってほしいもの。
沿道に応援にでも行きたいところだが、残念ながら私は日曜は朝からラスベガスに向けて出張のため、空港へ。次の金曜まで、二年ぶりのアメリカ。
同僚「すごくいい家が見つかったのよ。うれしいわ。」
私 「それはよかったね。新しいの?」
同僚「うん、77年に建てられたっていうから割と新しいわね。」
私 「・・・」
そうなのだ。イギリスの家はどれもとても古いのである。考えて見れば私が前に住んでいた家は築60年だった。そんなのはごく当たり前。基礎がしっかりしているから、内装だけを新しくして長期間住むことができる。30年など新しい部類に入るわけだ。日本だと築30年なんて値段などつくのだろうか、というほど古い部類に入るが、イギリスでは古い家の方が値段が高くつくことも多い。自分の持ち家の価値が築年数で下がらない(むしろ上がっていく)というのはうらやましい限り。
この点、日本人とイギリス人の感覚がもっとも違う点の一つだろう。
そんなヒースロー空港に新兵器が導入された。その名もIRIS。名前の通り、目の虹彩で身元を確認する装置。今はやりのバイオ認証システムである。ヒースローのターミナル1,2、4やマンチェスター空港などで運用が始まっており、今後広げていく計画とのこと。
先週初めて稼動しているのをターミナル1で見かけたが(下の写真)、まだ利用者は少なく、列に並ぶ必要はまったくなし。レンズを目で見つめるだけでゲートが開く。入国スタンプを押す必要もないので、早いし簡単だ。
IRISの写真(ターミナル1)

頻繁に英国を出入りする人を対象にしたシステムのようなので、短期、長期を問わず英国に滞在する外国人であっても利用することが可能。私も今度申し込んでみて、利用してみた感想をレポートしたい。
IRISについて英国入国管理局のHP(登録方法など)
BBCの記事
午後7時前に出張先のフランクフルトからヒースロー空港に到着し、車に乗ってラジオをつけたら、ついさっき正解者が出たという。正解はダイアナ・ロスの"My Old Piano"。昨年暮れにクイズが始まってから5ヶ月間もかかってとうとう正解を射止めたのは女性のようで、今年の1月くらいからそうではないかと思っていたそうだ。賞金はイギリスのラジオ史上でも破格の11万8千ポンド(約2400万円)。くじ引きではなく、正解があるクイズだからこれはすごい。
七歳の娘も、車で聞くこのクイズをいつの間にか覚えて楽しみにしていて、今日正解が出たと言うと、「パパにあててもらいたかった」とかなり本気でショックを受けていた(苦笑)。
Good Fridayに始まってEaster Mondayに終わる4日間のイースター休暇を利用して、デヴォンとコーンウォールに出かけた。昨日帰ってきたと思ったら今日からまた出張でフランクフルトに出かけるので、今のうちに今回のドライブ旅行について書いておく。 コーンウォールはイングランドの南西の端で半島になっている。その手前がデヴォンだ。海に囲まれ、年中強いゲール(gale)が吹きすさび、手付かずの自然とアーサー王の古い伝説や遺跡が点在する。イギリスではスコットランドと並んで英語の訛りが強い地域としても知られる。
今回の訪問地
幼い子供を二人連れての旅なので、一日の移動距離はあまり無理をせず、宿はすべてファミリールームを予約した。大手チェーン系のホテルはほとんど進出しておらず、Expedia.co.uk, Hotel.comなどのメジャーホテル予約サイトもこのエリアはカバーしていないので、よりローカルなホテル予約サイトを利用。
初日(4月14日) London - Torquay
ロンドンを出発し、環状線M25からM3に入り西へ。A30でソールズベリー(Salisbury)、エクセター(Exeter)を抜けて初日はコーンウォール手前のデヴォン州(Devonshire)の海沿いのリゾート、トーキー(Torquay)に滞在。 アガサ・クリスティが若い頃を過ごしたことで知られるこの町、マリーナがあってショッピング街もあり、こぎれいなお金持ちの別荘地といった風情。
二日目(4月15日) Torquay - Penzance - Minack Theatre - St.Ives
翌日トーキーからA38を西に走ってプリマス(Plymouth)に。河口にかかるTamar Bridgeを渡るとそこから先がコーンウォール。さらにA30を西に進んで半島の西端に近づき、A39を南下するとペンザンス(Penzance)の町。ここでの最大の見ものはセント・マイケルズ・マウント(St. Michael’s Mount)。干潮時には陸から歩いていける小島の上に城砦が建てられている様はまるでフランス北部のモン・サン・ミシェルの英国版。規模も建物の壮麗さもフランスのモン・サン・ミシェル修道院の方が数枚上だが、見た目は似ている(比較写真が下に)。名前もよく似ているが、同じ人物にちなんでいるのだろうか。そのあたり知っている方がいれば教えてもらいたい。モン・サン・ミシェルに行った時は修道院の中まで見学したが、今回は島に渡るのにボートが必要ということで、そこまで。
英 St. Michael's Mount(上) & 仏 Mont Saint-Michel(下) 

そこから西にさらに30分ほど進むと、英国本島最西端として知られるランズ・エンド(Land’s End)にぶつかるが、そのほんの少し手前、半島南岸にミナック・シアター(Minack Theatre)がある。 これは演劇を愛した女優Rowena Cadeが50年以上かけて作った石造りの野外劇場で、なんと断崖絶壁の上に作られている。この舞台ではシェークスピアなどが夏に演じられる。背景の海の景色はすばらしいが怖いほどの斜面。どうしてこんな辺鄙な場所の、よりにもよって断崖絶壁の上に劇場なのか。その発想がすごい。演劇の国、イギリスの懐の深さを感じさせる。
夕刻、Land's Endは前を通っただけで中には入らず、そこから30分ほど北東に戻ってコーンウォール北岸に位置するセント・アイヴスSt. Ivesにて宿泊。三日目と最終日に続く。
イギリス人:「TI、こないだ見たよ。あの日本の映画、"Sprited Away"。」(邦題「千と千尋の神隠し」、ちなみにドイツでは"Chihiro"というタイトルで2003年に公開)
私:「ああ、あれ見たの。そう、あれってイマジネーションの爆発っていう感じですごいよね。」
イギリス人:「そうそう、どうやったらあんなストーリーを思いつくんだろうって思うよ。天才だね、あの作者は。」
そこに割り込んできたイタリア人。
「ねえ、何の話だい?」
イギリス人:「いや、日本の映画の話だよ。有名なアニメ作品」
イタリア人:「ほお、どんな話なの?」
イギリス人:「いや、少女が主人公でね、ゴーストタウンに迷い込むんだけど、両親がブタに変身しちゃうんだ。」
イタリア人:「・・・」
と、話はそこで途切れてしまった。もっとうまく説明すればいいようなものだが、大人数が入り混じる席だったので、話はそのままううやむやに。
これだけ聞いたイタリア人は「変な映画だな」で終わってしまうであろうことが残念だが、常識を超えたような映画のストーリーをかいつまんで何も知らない人に話すのはかくも難しいという一幕。
前菜は、シーズンが始まったばかりの白と緑のアスパラをゆでて、オリーブオイルをたっぷりかけて、ルッコラとパルメザンをまぶしたもの。旬のアスパラの味を生かしたドイツらしい料理。美味。白と緑のコントラストが見た目もよく、写真がないのが残念。
メインはなんと神戸牛を使ったというハンバーグ。メニューはすべてドイツ語だが(英語メニューはなし)KOBE WAGYU RINDと書いてあった。別にハンバーグにわざわざ神戸牛を使わなくてもと思ったが味はかなりよく、満足。
イギリス人、フランス人、ドイツ人、イタリア人、日本人というメンバーで、話題はドイツで行われるサッカーのワールドカップから、フランスの労働問題、ドイツのメルケル新首相、イタリアの選挙といったヨーロッパの政治まで広がり、夜は更けていった。
夜遅くホテルに戻ってから翌日のためのプレゼンを完成させ、木曜は朝一からグラフィックデザイナーと新広告についての打ち合わせ。その後マーケティングチームの全体ミーティングで、今期のマーケティング戦略についてのプレゼンを約30分。昼食後はオランダ国境近くにあるクライアントに行って新商品についてのプレゼンを行う。夕方の飛行機でロンドンに戻り、そのまま空港近くのホテルで、日本から出張でイギリスに来ているエンジニアと夕食後、深夜帰宅というあわただしい一日。
明日はGood Fridayでヨーロッパは4日間のイースター休暇に入る。
我が家も車でちょっとしたドライブ旅行に行くことにした。
話は変わって、私が普段車などでよく聴いているラジオ局がある。Smooth FMというのだが、昨年まではJazz FMと呼ばれていた。名前どおり、かかる曲は昼間はソウル、R&B系、夜はジャズが中心となり、いわゆるスムースジャズ系専門の放送局である。
規制のためもあってFM局の少ない日本では、放送局は万人向けにプログラムが組まれている場合がほとんどだが、放送局の数が(周波数の隙間がないほど)多いアメリカやイギリスではジャンル別に番組内容が特化されている。スムースジャズが好きな私はいつもここにチューンしているというわけだ。
さらにここは放送がそのままインターネットで聴ける(当然無料)。CM、交通情報から毎時のニュースまで、日本にいるとなかなか聴けない、生のロンドン情報に触れることができるのも特徴だ。
さて、このSmooth FM、今年に入ってから"Smooth Secret Song"というクイズ企画を実施している。とある曲のイントロをわずかに聴かせてタイトルとアーチスト名を当てさせるというもの。いわゆるUK版「スーパー・ウルトラ・イントロ・クイズ」。答えが分かったと思った人は局に電話して答えを申告するが、それが外れるごとに放送局から提供される賞金がつり上がっていくのである。
このキャンペーン始まったのが数ヶ月前だが、これまで答えがことごとく外れ、賞金が現在なんと10万ポンド(2千万円)を超える額にまで成長。UKラジオ史上最高額の賞金として話題を呼んでいる。
イントロは本当に一瞬(スネアのダンっという音だけ)なので誰の曲か判断するのはかなり難しく、私もいくつか思いついたがことごとく間違っていた。ここにこれまで間違った曲のリストが掲示されている。
というわけで、もし興味がある人は聞いてみてください(問題の曲はUK時間の朝から夕方まで何度も繰り返し流れる)。そしてもし答えが分かればコメントください。私が代わりに申告して賞金ゲットします(笑)
彼ら二人とも仕事でロンドン在住。私と同い年で、三人とも関西出身ということで、久しぶりに関西弁を存分に話すことができた。私を除く彼ら二人はとある国際的大企業の同期入社仲間なのだが(どちらも今は転職しているが)、彼らが当時受けた新入社員教育について話を聞いて驚いた。
入社した時に海外要員として選ばれた十数名が、希望赴任国を訊かれる。赴任先はその企業が進出している世界中から選べる。国内の研修所で、赴任国の言語を丸一年間ネイティブの先生に教わり、その後現地に派遣されるが、そこでも丸一年間、地元の大学に入って語学研修。それが終わってからさらに一年間現地の支社で簡単な業務に携わってから帰国となる。もちろんその間給料も出る。トータル三年間の海外研修。なんと余裕ある人材育成だろう。いわばたたき上げで英語を学び、希望の海外勤務を勝ち取った私にしてみれば別世界である。
私のその知り合い二人はそれぞれアメリカとスペインに派遣され、英語とスペイン語をマスターしてから帰国。その後転職をして現在イギリスに赴任中という来歴。
最近フランスで物議をかもしているCPEは、若い新人社員が最初の二年間で役に立たなければ企業は解雇できるというものだが、一方上の例は新人に三年間かけて語学と現地文化を理解させるというもの。その間企業側はほとんどリターンはない。
この日本を代表する大企業の若手人材育成は、なんと長い視野にたって余裕あるプログラムが組まれているのだろうかと驚かされる。転職率が低く、終身雇用を前提にしているからこそ、できる人事政策である。
移り変わりの速い昨今の経済界、三年をこのように使うとはなかなかできることではない。日本の労働市場も流動化が進み、従来企業が長期雇用を前提に施してきた人材への投資も、昨今は短期での結果が求められ、即戦力が言われるようになってきた。結果としてビジネススクールや資格など、外部機関による教育への需要が伸びている。
上述の二人もすでに転職し、彼らに投資した企業はその果実を得ていない。こうした例が増えればその企業も投資効果を考えて制度の変革を迫られるだろう。日本企業が人をじっくり育てた時代は古きよきものとなっていくのだろうか。
最近はそのアイシングの上に写真をプリントできるサービスがあり、大手スーパーSainsbury'sなどでもオーダーできる。誕生日パーティ用などで人気は上々のようだ。
さて、イギリスの英語表現で"icing on the cake"と言えば、ケーキの外の衣という意味が転じて、「なくてもなんとかなるが、あるとよいもの」という例えとして使われる。

調べると、昨年暮れにデビューしたばかりのUKはLeeds出身の新人アーティスト。物憂げでしっとりとハイトーンを歌い上げる声はNorah Jonesを思い起こさせるが、Norahがカントリーをベースにしているのに対し、このCorinneの音作りはやはりUKらしいもの。
とてもおしゃれでリラクシング。私にとっては年に一人あるかないかの「当り」でした。
ここで試聴できます。
http://www.myspace.com/corinnebaileyrae
http://www.corinnebaileyrae.net/
前に見た統計によれば、世界で一番平均身長が高い国民は、北欧かと思いきや、実はオランダ人である。男子の平均がなんと183センチ(!)というから、日本人男性より10センチも高い。男性の場合、その違いを実感するのはトイレだ。以前、ハエがとまっているように見えるオランダの小便器を紹介したが、この便器のポジションの高さは小さい人にはつらいだろう。
逆に、昨年暮れ、日本に帰ったときに思ったのが、トイレの洗面台の低さ。日本の洗面台は背が低くて、背をかがめて手を洗う感じになるので、欧米に慣れてしまった体では腰がすぐにいたくなりそうなほど。
他にも、オランダだけではなく、ドイツや北欧諸国では、台所のシンクの高さとか、玄関ドアの覗き穴の高さが高いといわれる。さらに、これらの国では、洋服や靴のサイズが日本人には大きすぎて、体にあったYシャツなどを探すのは至難の業。一方、フランスやイタリア、イギリスはさほど背の高い国民ではないので、服も小さいものが手に入りやすいようだ。
それにしてもこちらの人たちの体というのは、根本の骨格からして日本人とは大きな開きがあるなとよく感じる。日本人の平均身長は伸びているというが、この骨格の違いがある限り、その差はいつまでも縮まらないのではないだろうか。
携帯電話で小口決済をするというアイデアは、もう10年も前にフィンランドのNokiaが北欧で市場実験をしていたし、クレジットカードやデビットカードに電子マネー機能を持たせるのもドイツなどではGeldkarteという名前で10年前にサービスがスタートしている。ヨーロッパはもともと電子マネー先進国だったのだ。高速道路のETCのサービスもアメリカやシンガポールでは何年も前に実用化されていたし、日本はむしろ遅れていたのである。
ところが今では様変わり。今ヨーロッパで携帯で買い物している人を見ることはないし、ロンドンの地下鉄では日本の「スイカ」にあたる"Oyster Card"の普及を促進しようとしているが、まだ鉄道以外では使えない。
スタートは欧米より遅くとも、いったん普及しだすと浸透するのが早いのが日本市場の特徴。ブロードバンドの普及もしかり。導入は遅れてもそれを取り返して追い越してしまうのである。
逆にヨーロッパは、導入するのは早くても、人がなかなか新テクノロジーに飛びつかない。ヨーロッパの消費者は保守的だと言われるゆえんである。特にイギリス人はドイツやフランスに比べて新しいものに懐疑的だと、イギリス人本人たちは思っているようだ。
最近は「ワンセグ放送」など、聞きなれない単語も飛び交っている日本。うーん、日本に戻った時には完全に浦島状態になるのではないかと心配である。
まず、飛行機にチェックインする際、まずパスポートコントロールを通ってからチェックインカウンターがある(第2ターミナル)。普通はチェックインしてから出国だが。また、パスポートコントロールを抜けると、Departure とArrival の客が分離されずにごちゃまぜになってしまうため歩きにくい。さらに、同じ第二ターミナルでもゲートAかDかで、道を挟んで異なるビルディングである。うっかり間違えると結構大変。また、第一ターミナルも相当特殊な未来的?レイアウト(写真はアラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムジャケットに使われた第一ターミナルの中)。

とにかく様々な点で普通の空港と違っていて、何度来ても戸惑うのである。というわけで、世界にはいろんな個性的な空港があるわけだが、今まで行った中で強い印象が残っている空港を挙げてみよう。
最も迷いやすい空港 :パリ・シャルル・ドゴール
都市の規模に比して狭い空港:ベルリン・テーゲル
ショッピングモールが充実 :アムステルダム・スキポール
超近代的空間 :スイス・チューリヒ(下写真)

緑が多い :マレーシア・クアラルンプール
トイレの悪臭 :モスクワ・シェレメティエヴォ
歩く距離が長〜い :フランクフルト・アム・マイン
白木の内装が美しい :オスロ・ガーデーモエン
スロットマシーンがある空港:ラスベガス
巨大 :ダラス・フォートワース
とにかく広くて人が多い :シカゴ・オヘア
離陸待ち、着陸待ち、駐機待ち:ロンドン・ヒースロー(写真:離陸待ちの渋滞)

最後に、都心から遠い :成田
空港ランキングには必ずトップグループに来るシンガポール・チャンギ空港は私も利用したことがあるが、あまり強い印象は残っていない。たぶん、何度か利用するとそのよさがわかるのだろう。
思いつくままに書いたが、独断と偏見なので他にもご意見あればコメント下さい。
また、写真は安物の携帯電話で撮ったので画像が著しく悪いですが、ご容赦を。
先日さらみさんのブログで、脳から快感を感じるホルモンが出るような声を持つヴォーカリストについて書かれていたが、この記事で私はMaggie Reilly(マギー・ライリー)というスコットランド人の女性ボーカルのことを思い出した。透明感と温かみのあるハイトーンボイスが特徴で、誰かが世界一声の美しい人と評していたほど。ほんと、クリスタル・クリアーな、ため息のでるような美しい声なのである。
マギーは80年代にマイク・オールドフィールド・バンドのボーカリストとして数枚のアルバムに参加、”Moonlight Shadow”, “To France”, “Family Man”(後にホール&オーツがカバー)などのヒット曲を飛ばし、その後ソロに転向というキャリアを持つが、彼女の名前を知る人は日本では非常に少ない。私は高校時代にマイク・オールドフィールドのアルバムを通じて彼女の声を知り、それ以来のファンだが、今回さらみさんのブログで彼女のことを思い出し、その後どうしているのかを調べてみた。
日本でも分煙などの動きはあるようだが、禁煙についてはまだまだ後進国。欧米人にとっては「日本人は喫煙者率がとても高い」というイメージがあるようで、私がタバコを吸わないと知ると、意外そうな顔をする(だって、日本人ビジネスマンはみんな吸うんじゃないの?という感じ)。確かに日本人の喫煙率はいまだに高いし、マナーも良いとはいえない。アメリカに比べればヨーロッパはまだ喫煙率も高いが、それでも日本ほどではない。新幹線の禁煙車が満席でやむを得ず喫煙車に乗ったことがあるが、3時間を煙の中で過ごすあの苦痛は忘れられない。あんなところに観光で来た間接喫煙にうるさい海外からの旅行者が乗り合わせたら、とんでもない国に来たと思うだろう。
私は八年前、妻が娘を妊娠したときに禁煙した。それ以来、一本たりとも吸っていないが、これを書いている今もタバコの味が脳裏に鮮やかに甦る。正直、いまだに喫煙の時のあのなんともいえない脳がしびれるような快感が忘れられない。八年もたっているのにだ。かように、タバコの中毒性は強烈なのだ。
日本での喫煙を助長しているものの一つは自動販売機だと思う。私はまだ十代の頃からタバコを自動販売機で入手していた。若さゆえの反抗心に満ち満ちていたから、罪の意識などほとんどなかった。欧米ではタバコが自動販売機で手に入るなんて、考えられない。対面販売の方が抑止力が働く。一度吸うと止められない中毒性の高いタバコ、便利一辺倒な流通からも規制をかけるべきだと思う。








