Europe Watch

 これまでイギリス、アメリカ、ドイツと移り住んできたビジネスマンが、海外での暮らしや習慣、ビジネスなどについて様々な視点から語るブログです。
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本日気になったニュース。

ロシア、エストニアに圧力・石油製品、輸出停止も

一年半前、フィンランドを訪れたついでにエストニアの世界遺産都市タリンを訪問し、エストニア人のジャーナリストにタリンの町を案内してもらったことがあった。エストニアがデンマークやドイツなどの支配を経てロシア、そしてソビエト連邦の支配下にあって、第二次大戦中には多数の国民がシベリアで強制労働に従事させられたり、タリン市街はソ連による爆撃にさらされるなど、ひどい圧制に苦しんだということは当時の私のブログにも書いた通り。

タリンには大戦中のソ連空軍による爆撃の跡地がそのまま保存されているなど(写真)、エストニア人のロシア人に対する反発、憎しみは戦争を知らない世代にまで連綿と受け継がれており、それが1991年のロシアからの独立、そして今世紀に入ってからのEU加盟と、エストニアのロシア離れを加速させていった。

タリン爆撃跡地


そんなエストニアのタリンが市の中心部にあったソ連兵の銅像を郊外に移設し、それに対してロシアが石油輸出停止措置で報復というのが今回の事件の流れである。もともとよくないエストニアのロシアの国民感情は今さらに地に落ちているだろうことは想像に難くない。

高騰する原油や豊富な天然ガス資源をてこにグルジアやウクライナなど旧ソ連衛星国への圧力を強めているロシア。今回の制裁もその外交政策の流れにあるようだ。先日のポロニウムによる元スパイ暗殺事件や、チェチェン弾圧を批判したアンナ・ポリトコフスカヤ記者の暗殺など、プーチンが情報統制をますます強めているという噂も。国内では国民のナショナリズム感情も高まっており、なんとも不穏なロシアの動きである。

世界遺産タリン旧市街の街並み

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ドイツの車のナンバープレートでは最初のアルファベットはその車が登録されている場所の地名を表す。Dならデュッセルドルフ、Fならフランクフルトといった具合だ。街の規模に応じて二文字や三文字になる。大きい街は一文字、三文字だと小さい街だ。ちなみに、ハンザ都市はちょっと例外的で、HBはブレーメン、HHはハンブルク、 HL はリューベックといった風に、わざわざハンザ都市であることを表すHを頭文字にいただいている。
ドイツのナンバープレート(Bはベルリン)


イギリスでは最初のアルファベットは車の登録年式を表す。AやBは古くて、XやYなどは新しい年式になる。最近ではアルファベットをZまで使い切ったので二文字になっているようだ。

先日、モスクワに駐在していた人から、ロシアのナンバープレートについてこんな話を聞いた。かの地では、ロシア人が所有する車はみな白いプレートだが、外国人が所有する車のプレートは色がついているそうで、そのうち外交官は赤、企業駐在員は黄色、しかも、最初の数字の三桁が出身国を表すのだそうだ。005は日本。001はアメリカ。003はドイツといった具合。黄色で005のナンバーとくれば日本企業駐在員というわけだ。

そこで何が起こるかというと・・・
     
クリスマスにロシア人の知り合いからもらったウォッカ(英語やロシア語ではヴォトカと発音)とキャビア。クラッカーにクリームチーズとキャビアを乗せたものをかじりながら、ウォッカをストレートであおるのがロシア風だとか。

ロシアから~キャビアとウォッカ


クリスマスにありがたくいただくことにする。

ウォッカで思い出したのが、あるポーランド人のおじいさんの話。
     
今日は朝7時のフライトでポーランドのワルシャワへ。と思ったのだが、飛行機に乗り込んでからテクニカルプロブレムということでなかなか離陸せず。しばらく待つうちに眠り込んでしまった。離陸体制に入って目が覚めたのだが、暗かった外がもう明るくなっているのに驚き、時計を見るとなんと9時である。なんと2時間も足止めを食らっていたわけだ。

氷点下の雪景色を覚悟していたが、ワルシャワ・フレデリック・ショパン国際空港の気温は7度で雨。空港のアライバルロビーは異様な混雑で、どうしてだろうとポーランド人スタッフに聞くと、里帰りだという。つまり、外国に出稼ぎに出ている労働者のクリスマス帰省ラッシュなのだ。

こんな逸話がある。
     
昨日は重い話題だったが、ちょっと気分転換を。

職場にいる同僚のロシア人から、ロシアやモスクワの話をちょくちょく聞かせてもらうが、よく役所や警察の腐敗ことが話題となる。これから話すのはその一例。

モスクワに住む彼女は長らく車の運転をしていなかったため、免許が失効してしまった。再び運転が必要になり、再試験することになったのだが、心もとないのでドライビングスクールに行った。ペーパー試験を問題なくパスし、さあ実技試験という段になり、試験の予約を取ろうとしたが、数週間先まで予約が取れない。困ったとスクールの教官に相談すると、その教官いわく「わざわざ試験を受けなくとも買えばいい」という。

そう、モスクワでは運転免許が道端で売られているそうだ。売っているのは警察官で、免許証も本物である。相場は約400ドル。もちろん違法だが、警察官が自ら販売しているのだから始末に終えない。ドライビングスクールの教官が購入をそそのかすくらいだから、スクールも生徒の斡旋に一枚かんでいるのだろう。確立されたシステムができあがっていると考えられる。

彼女によれば、モスクワの運転マナーの悪さはこの違法な免許取得が一因だろうとのこと。で、その彼女本人だが、時間を買うということで、その免許をちゃっかり購入した。本人は恥じていたが、それがモスクワの現実である。
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Author:TI
日本を離れて八年。イギリス、アメリカを経て現在ドイツ在住。30代も後半に入ったビジネスマンで二児の父。

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